『スッキリ』女性叩きを扇動?“ダブスタ”被害者意識を刺激されるオタクたち…

(C)Syda Productions / Shutterstock 

〝千葉県警のVtuber起用騒動〟がついにネットを飛び出す話題となり、各ワイドショーでも取り上げられるようになってきた。

千葉県警は7月にVtuberを起用した啓発動画を作成・公式YouTubeにアップしたのだが、このキャラクターが制服風ビキニのような格好をしていたため、地元・松戸の増田薫市議が共同代表を務める「全国フェミニスト議員連盟」が、《腹やへそを露出しています。体を動かす度に大きな胸が揺れます。下衣は極端なミニスカートで、女子中高生であることを印象づけたうえで、性的対象物として描写し、かつ強調しています》 《女児を性的対象とするアニメキャラクターを採用することは絶対にあってはならない》などと抗議。これで動画が削除されたところ、ネット上のオタクが「表現の自由の侵害だ」「フェミニストの横暴」などと激怒、一大論争と化している。

9月22日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、MC・加藤浩次が「公的機関がCMとかPRする時に問題になって取り消す、と。これを繰り返してていいのか」など、県警側が抗議の結果動画を削除したことを疑問視。ネット上にはこれに賛同の声が多く上がり、ネット世論は相変わらず〝フェミニスト叩き一色〟となっている。

オタクも女子高生殺害夫婦への報道を削除させたのに…

このように、オタクは抗議側が動画削除に追い込んだことを「横暴」かのように語っているが、これには大いなる欺瞞性がある。オタクサイドもつい先日、Vtuberに関する報道に圧力をかけ、記事削除に追い込んでいるからだ。

「女子高生殺害・死体遺棄で夫婦が逮捕された事件に関して、『AERA.dot』は容疑者夫婦がVtuberをやっていたことを〝淡々と〟客観的に報じました。犯罪報道において容疑者の経歴を掘り下げることはおなじみですが、なんとオタクはこれに被害者意識を抱き、『オタクへの偏見を植え付ける』と大激怒。ついには、オタクの権利向上を謳う〝人権団体〟まで参入し、同社へ正式に抗議文書を送って記事の一部削除に追い込んでいます。そう、彼らは自身が批判している〝フェミニスト〟やらと全く同じ行為をしている、この上ない〝ダブスタ〟なんですよ」(WEBメディアデスク)

こうした〝オタク側の過剰反応〟には目を瞑り、各メディアの報道は「フェミニストが被害妄想で圧力をかけた」かのような論調ばかり。ワイドショーが率先して女性叩きを扇動するという、地獄のような光景が広がっている。オタク側の反応も、

《相手するのが面倒臭いからと言って、何でも言いなりになってたら取り返しのつかないことになる》
《不愉快な人が一定数居たからって、見たい人も一定数居るんだから譲り合いなんだよ》
《肌の露出が多いから性的! 後にイスラム教徒になるんじゃねw》
《これがダメならプリキュアもアカンやん 抗議しないの?》
《抗議で削除されてたら声の大きいものが得の世の中になってしまう》

など、相変わらずダブスタと藁人形論法ばかりだ。

日頃は「マスゴミ」と言っている彼らが、簡単に躍らされるとは…。

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