北朝鮮ミサイルと「FX取引」の関係性

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北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、縦割り組織の“チーム金正恩”をそれぞれトップダウンで統率している。そのうちのひとつに、ミサイル発射や核実験などの軍事オプションを起こす際、マーケット経由で金やFXの取引を仕掛けるグループがあるという。“正恩直属ディーラー”の存在は本当なのか。

「ミサイル発射などは自分で仕掛けているリスクイベントですから、いつ起きるのかが分かっているなかでの取引となれば、かなり利益を出しやすいことは容易に想像できます。経済制裁下、北朝鮮国内から中国やマカオ、香港の銀行に連絡を取って売買するのでは不可能ですから、やっているとすればダミー企業を海外に置いて気付かれないように売買しているでしょう。アルカイダのオサマ・ビンラディンなど、テロリストがやっていたことと同じ手口です」(経済ライター)

ビンラディンは富豪の出身で、アラブの石油王ともつながりがあったので、投資によってハイリスク・ハイリターンでもうけることができた。だが、北朝鮮はこのケースとは少し違う。

「北朝鮮のミサイル発射に関しては、自国の上空を通過するということで大騒ぎするのは日本だけですから、東京市場が開く前を狙ってアクションを起こすのはかなり効率的といえます。日曜日だった9月3日の水爆実験は例外ですが、平日を狙う方が取引しやすいという面もあるでしょう。北朝鮮が自国の祝日にこだわらなくなったという理由には、案外こうした面があるのかもしれません」(北朝鮮ウオッチャー)

 

まだまだ謎が多い金正恩の生い立ち

利益が回り回って核兵器とミサイルの資金になっているとすれば、とんでもない循環システムができていることになる。いつ、こんなセンスを身に付けたのか。

正恩委員長は、スイスに留学して小中学校に通い、2000年に帰国している。幹部養成機関である金日成総合大学と金日成軍事総合大学で教育を受けたとされているが、人物欠陥として指摘されるのが軍隊経験のなさだ。

「ところが正恩の経歴には2年の“空白部分”があるのです。この空白期間について、韓国のNGO『北韓戦略情報センター』代表は、正恩が2005年からの約2年間、母の高英姫の意向を受けた幹部によって朝鮮人民軍に身分を秘匿して入隊し、一兵卒として軍隊生活を送ったというのです」(同・ウオッチャー)

正恩には、まだ多くの謎が隠されている。

 

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