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『乃木坂46』の若月佑美と『欅坂46』の佐藤詩織が、9月5日開幕した美術展覧会『二科展』で入選を果たした。
6年連続の入選を果たした若月は「入選を聞いたときはびっくりしました。今後も美術の活動を続けて、二科展でも入選以上の賞を狙ってみたい」と喜びを語った。入選したのはB1サイズ(728×1030ミリメートル)のポスターを自由なテーマで表現するデザイン部門で、若月は『食物連鎖』を作品テーマにして、カラフルに描いた食器の周りを、かわいらしい模様で彩る作品を描いていた。感情の赴くままにパソコンを使って1日で仕上げたという。
また、佐藤は初出品で初入選し、奨励賞にも輝いた。佐藤の作品は、写真やイラストなどを組み合わせるマルチグラフィック部門での入選だ。
若月は「乃木坂も欅坂も、常に作品の世界観や芸術性にこだわっているという意識があるのでうれしい」と語り、現役美術大生の佐藤は「まさかという感じでびっくり。いつか櫻坂46のジャケット写真やグッズなどをデザインしてみたい」と話した。
若月と佐藤のデザインしたグッズを販売も?
「CDジャケットを彼女たちが描けば、売り上げが増えるかもしれません。ポストカードやトレカなどを顔写真入りで売り出すというアイデアも実現しそうです」(芸能記者)
今年で97回目となった同展で、芸能人は石坂浩二、八代亜紀、工藤静香ら入選を果たしている。しかし、デザイン部門で芸能人の入選は初めてだという。審査は名前や年齢を参考にせず、作品だけを見て行われる。70名の審査員が審査し、半数以上が手を挙げた場合に入選となり、入選確率は約19.6%だった(1849作品中363作品)。
若月は祖父が絵画の先生で、幼少から絵の世界に触れていたという。作品は9月17日まで東京都にある国立新美術館で展示され、その後、全国でも巡回展が開かれる。
「ふたりが共作でアート作品を作れば、かなりの話題になりそうです。そのあたりの商売については、AKBグループはお手の物でしょう」(同・記者)
コンサートのグッズ売り場で彼女たちのアイテムが見られる日が来るかもしれない。
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