自民党の今井絵理子参議院議員が近く議員辞職し、芸能界復帰を画策しているという。
「今井とホテルでの不倫疑惑を報じられた相手の橋本健元神戸市議は、刑事事件に発展しそうな不正を働き、今井自身もビール券をばらまいて公職選挙法199条の2の違反を追及されています。着々と議員辞職の時は迫っているでしょう」(政界ライター)
今井議員は聴覚障害を持つの長男を抱え、選挙の際には障害児を持つ母親たちが住みやすい社会を訴えてきた。しかし、不倫疑惑が発覚したことで、子供をほったらかしにする母親だということが露呈した。
「彼女を推薦した山東昭子参院議員も、『泣きじゃくって謝ってきた』とかばっていますが、頭を抱えています。特にハンディキャップのある子供を育てている野田聖子総務大臣は『1日も早く辞めてほしい』と言っているほどです」(同・ライター)
同じく不倫が発覚した民進党の山尾志桜里衆院議員は、すでに同党を離党しており、今後は議員辞職するものとみられている。
「山尾議員は東京大学法学部卒の元検事で、不倫発覚まで民進党の幹事長になる予定でした。一度落選の経験があり、すぐに議員辞職をすれば、また復活することも可能だろうと、元宮崎県知事の東国原英夫氏が私見を語っています。しかし、今井議員の場合は、辞職しても自民党も有権者も今後は相手をしないでしょう」(朝刊紙記者)
今井議員の今後は?
しかし、今井議員はなるべく参院議員の座にしがみつくつもりだという話もある。
「議員報酬が年間で約2000万円以上、文書交通費などが別途月約100万円前後とされ、年に3000万円以上が支給されると推定されています。参院は任期6年で解散がありません。今井議員はあと5年弱任期があるので、何とか1日でも長く理由をつけて居座り続けたい。これが“泣きじゃくった”とされる裏にある本音でしょう」(同・記者)
一方で今井議員は、政界引退したあとの次の策も準備中とだという噂もある。
「芸能界へ復帰をしても、元『SPEED』という肩書きだけではやっていけません。例えば、“小泉チルドレン”だった杉村太蔵は、衆院議員を1期やった経歴で評論家としてテレビ番組に出演できています。今井が目指すべきなのもこの路線でしょう」(自民党関係者)
二番煎じが通用するだろうか。
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