さんまがゲンナリ「暴走おバカタレント」の惨状

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

9月19日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)は、『インテリVSノットインテリSP』と題し、高学歴の芸能人と、“おバカ”と言われる芸能人がトークで直接対決した。そのなかで注目されたのが、新たなおバカタレントの出現である。

番組初登場となったスカフォニーるいは、ハーフのような顔立ちだが日本人で、デビューからわずか2カ月で出演を果たした。

スカフォニーは仮免許試験に6回落ちたエピソードを披露し、「よく寝ているから(試験で出る内容は)覚えられる」、「本試験はニパツ(二発)で受かった」といった発言を繰り返した。さらに一番の夢については、「日本でテレビになりたい。最後はマザーテレサになりたい」と意味不明な目標を明かしていた。

また、女優を目指しているというアイドルの吉崎綾は、「どんな女優になりたいのか?」と聞かれると、「いろんな役になれる女優さん。例えば藤原竜也さんとか」と答えるなど、会話のかみ合わなさを結果的に笑いにつなげていた。

ダンスロックバンド『DISH//』のメンバーの泉大智は、夏休みの自由研究は「砂をばらまいていた」、夢は「知覚過敏(を治すこと)」と、こちらも理解しがたい返答をしていた。

そして最後には、司会の明石家さんまが、「お笑い芸人として疲れた」、「こんな人たちと同じ商売なのは嫌や」と、さじを投げていた。

 

芸人ではない「おバカキャラ」は辛い?

おバカタレントを出演させることの多いさんま御殿だが、今回は特に会話がなかなか進行しない状況だったため、さすがに番組を見ていて疲れるという視聴者が多かったようだ。ツイッターには《事務所に設定されたキャラ?》、《おバカキャラの言いたいことがこちらに0.01%も伝わってこない》、《日本語不自由系のタレントさんが多くてなんか疲れる~》などの投稿が寄せられた。

鈴木奈々やりゅうちぇるが、おバカキャラを卒業してマルチタレントとして活躍するなか、空席になったおバカタレントの空席を狙う人間は多いようだ。しかし、今回のさんま御殿のように、辟易とする視聴者も多いだろう。

 

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