嵐の映画『ARASHI 5×20 FILM』に酷評…「謎の演出が意味不明」

嵐 

嵐 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

11月26日から公開されている、アイドルグループ『嵐』のライブムービー『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM Record of Memories』。公開直後から圧倒的な注目を集めているが、意外にもファンからの評判は思わしくないようだ。

同作は「嵐」の20周年ツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の期間中に特別に撮影されたライブフィルム。映画のためだけに1日限りの東京ドームライブが開催され、5万人の観客の前で行われたライブの様子を映し出していく。

29日に発表された「映画動員ランキング」(興行通信社調べ)では、2日間の動員数が15万人を記録して初登場1位を獲得。興行収入も4億円以上を記録しており、国民的アイドルの圧倒的な実力を見せつける結果に。ちなみに2位にランクインしたのは、動員11万8000人を記録した『ディズニー』の最新ミュージカルアニメ『ミラベルと魔法だらけの家』。世界中が愛する「ディズニー」作品にも圧勝する「嵐」は、まさに日本の頂点と言えるアイドルだろう。

『嵐』のライブはスゴイ! でも演出が…

映画館へ足を運んだファンからは絶賛の声が多くあがっていたものの、一部のファンは内容にがっかりした模様。ネット上には、

《映像が細々と変わりすぎて、見るのが疲れる。そもそもライブDVDとの違いが分からない》
《最大のガッカリは、最後のアンコールがまさかのエンドロールで映像無しだったこと。さすがにショックすぎる…》
《スローモーションになる謎の演出とか意味不明だった》
《おそらく監督は、ファンの心理をそこまで理解していません。肝心なところで映して欲しいメンバーが映っていなかったり、5人のいいアングルだと思っても、すぐにカメラが切り替わったりと思うことが多かった》
《MCもあいさつもカットされてて残念。嵐の背中ばっかり見たくないんだけどwww》

などの酷評が目立っていた。どうやら、ただのライブ映像にならないように工夫された演出が仇となってしまった模様。

「監督を務めたのは、ドラマ『TRICK』シリーズや『池袋ウエストゲートパーク』など数々の有名作品を手掛けてきた堤幸彦氏。彼はドラマには定評があるのですが、映画となると意見が真っ二つに分かれる人物です。ネット上でも《1時間モノ以外撮れない監督》などと言われているため、今回の批判も仕方ないかもしれませんね」(芸能ライター)

いくらファンのウケが悪くとも、ここまでの興行収入を叩き出せば成功と言えるだろう。

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