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劇場版を再編集したTVアニメ版『「鬼滅の刃」無限列車編』が終わり、12月5日から待望の『「鬼滅の刃」遊郭編』(フジテレビ系)の放送が始まった。しかしその評価は、想像以上に低かったようだ。
「『鬼滅の刃』遊郭編」第1話『音柱・宇髄天元』で描かれたのは、原作の67話から70話にあたるエピソード。無限列車での戦いを終え、蝶屋敷で療養する炭治郎たちの前に、音柱・宇髄天元が現れるまでが映像化された。
【放送まであと30分】
本日12/5(日)夜11時15分よりテレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編 第一話が全国フジテレビ系列にて放送。第一話『音柱・宇髄天元』
初回1時間放送となります。ぜひご覧ください。
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— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) December 5, 2021
視聴者から苦言があがっているのは、アニメオリジナルシーンの多さ。冒頭には炭治郎が煉獄の戦闘を振り返る〝あらすじ〟的なシーンが追加され、他にも炭治郎が単独任務で禰豆子とともに鬼を討伐するエピソードも追加されていた。
アニオリの多さにウンザリ? テンポが悪いという指摘も…
作中の随所で見られたアニメオリジナルシーンに対して、ネット上では、
《アニオリは正直いらなかったのでは?と思う》
《冒頭からアニメオリジナルをガンガン入れてて今後がめっちゃ不安になる。大丈夫なのこれ…?》
《アニオリも自然な感じで悪くなかったが、その分、話のテンポはうーん、だったなー》
《鬼滅はアニオリいらないな。テンポ悪い》
《アニオリぶっ込みすぎて、全然話進んでないが》
《結構ノロさを感じたのはアニオリ挟んだからなのかな…。無理やり時間引き伸ばした感あったからこの先に期待》
などの批判の声が殺到。尺稼ぎという印象を視聴者に与えてしまったようだ。
「『フジテレビ』で放送されるアニメは、オリジナルシーンが多いことで有名。同局で放送中のアニメ『ONE PIECE』も原作のストックが足りていないためか、戦闘シーンを長尺で放送したり、カットの使い回しをしています。『遊郭編』もテンポの悪さを感じましたが、初回は1時間放送だったため、アニメオリジナルエピソードによる尺伸ばしを行ったのかもしれません。しっかりと作っているため、そこまで不自然さは感じませんでしたが…。映画の焼き直しであるTV版『無限列車編』で焦らされた分、早くストーリーを進めてほしいと感じている人も多いのでしょう」(芸能ライター)
アニメオリジナルシーンの出来は決して悪くなかったものの、尺伸ばしと糾弾されてしまった「『鬼滅の刃』遊郭編」。「ONE PIECE」の二の舞にならないためにも、次週でエピソードを進めてほしいものだ。