平昌五輪に北朝鮮選手が出場か

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国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、11月から始まる平昌冬季五輪の聖火リレーを「予定通り行う」と明言し、「北朝鮮の一部も通る」とした。さらには、現時点で平昌五輪の出場権を獲得した北朝鮮の選手はいないが、IOCは“特別枠”か“招待枠”での参加も検討しているという。

北朝鮮は現在、核実験やミサイル発射実験を繰り返し、国際関係に緊張をもたらしている。

「韓国と北朝鮮の合同チームも一時期は検討されましたが、政治的な緊張の影響で実現が難しそうです。そこで今回の特別枠に関する案が出たのです。現実の可能性が高い種目はフィギュアスケートです」(体協詰め記者)

 

アジア大会3位の実力をもつペア

北朝鮮のフィギュアスケート選手のリョム・テオクとキム・ジュシクのペアは、今年2月の冬季アジア大会(札幌)で銅メダルに輝いている。3月の世界選手権では強豪の中国、ロシア、カナダらに敗れたが、ふたりはペアを組んでまだ2年目であるため、フィギュアスケートファンのあいだでは「2022年北京冬季五輪のメダル候補で平昌に出てくればダークホース的存在」だと目されていた。

「北朝鮮の有望選手が出場すれば、世界中が注目するでしょう。このペアは、キム・ヨナ以降に世代交代で失敗した韓国の選手たちに勝つ可能性もあります」(同・記者)

本来ならばスポーツと政治は切り離されて扱われるべきだ。しかし、過去には政治的な緊張関係が影響して大会出場が叶わなかったという悲劇も多くあった。今回のIOCの考えが国際平和に繋がっていくことを望みたい。

 

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