舛添都知事を脅かす猪瀬直樹氏大阪府・市特別顧問就任

猪瀬氏といえば13年、徳洲会の徳田虎雄前理事長から5000万円を借り入れた資金に関し、政治資金収支報告書未記載で知事辞職に追い込まれた。翌年に罰金50万円の略式命令が下り、それからは表舞台から遠ざかっている。

「しかし、東京五輪の機運が徐々に高まってきたいま、その招致の最大の立役者が猪瀬氏というのは、誰もが認めるところです。一方で舛添氏は新国立競技場建設費500億円の不拠出発言で、そのときは与党自民都議から舛添氏の“クビ論”が出た。舛添氏は慌てて口をつぐんだが、いまでも自民党内には不満が渦巻いているんです」(自民党関係者)

猪瀬氏は都知事時代、石原慎太郎元都知事を後ろ盾に都議会自民党とも大ゲンカしたが、五輪招致など結果が目に見える都政をしたと、評価は高いという。

「それに比べ、舛添氏は次期選挙も出馬して東京五輪は自分の手でと思っているから、最近は何もしないで自民党の顔色ばかり見ている。それがさらに自民党都議をイラ立たせている。その最中の、猪瀬氏の動きだったのです」(都政記者)

では猪瀬氏、松井氏の思惑はどこにあるのか。松井氏周辺がこう話す。