
本田翼 窪田正孝 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
12月20日、俳優・窪田正孝が主演のドラマ『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)の特別編が放送された。〝案の定〟な展開に、視聴者から落胆の声があがっている。
同作は、2019年4月期の「月9」ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』の続編。主人公の天才放射線技師・五十嵐唯織(窪田)が、五十嵐に人知れず思いを寄せる放射線科医・甘春杏(本田翼)や、五十嵐に密かに恋心を抱く広瀬裕乃(広瀬アリス)、部下思いの放射線技師長・小野寺俊夫(遠藤憲一)ら個性的なメンバーと力を合わせて、〝視えない病〟を診つけ出していく。
13日放送回で最終回を迎えた『ラジハ2』。しかし、高視聴率を受けてか、翌週にはさっそく続きとなるストーリーが放送された。それは、ラジハメンバーのもとに、小野寺と別居中の息子・大樹(田中奏生)がやってきて、冬期講習のお金を振り込むように言い伝える…というもの。父親をあまり尊敬していなさそうな大樹に、裕乃が技師の仕事を案内することになった。
「最後の5分だけ観ればいいやつだ」
その後、ドラマは総集編に突入。大樹に〝技師の仕事を案内している〟というていで、これまでの話を再放送していった。結局、ほとんどが再放送状態だった特別編に、ネット上では
《特別編というかほぼ総集編だったよな? 映画は総集編じゃないことを祈ります》
《総集編やるくらいなら1話増やせばいいのに…》
《なんなんだよこれマジで時間泥棒やんけ》
《案の定今シーズンの総集編よね。あまりこのやり方は好きじゃないあ…1話多くやるか他の特別ドラマとかにしてくれたらいいのに》
《最後の5分だけ観ればいいやつだ》
《ドラマ好き界隈ですら、ほぼ誰も見ていない今日のラジハ総集編は、果たして誰が見ているのだろうか?》
といった声があがっている。
人気の連続ドラマだと、たまに放送される〝特別編〟という名の再放送。テレビ局からすると、経費削減でコスパがいいのだろう。