伊藤健太郎の復帰は奇跡? 不祥事で“悲惨な末路”となった著名人たちの現在

かつて一世を風靡した芸能人でも、不祥事を起こすと、その評判は地の底に落ちる。今やすっかり名前を聞かなくなった不祥事芸能人たちだが、現在どう過ごしているのか気になっている人も多いのではないだろうか。一度でも不祥事を起こしてしまうと、話題にならなくなるケースがほとんどだが、一部例外もあるようだ…。

2020年10月にひき逃げ事故を起こし、芸能活動を休止していた俳優の伊藤健太郎は、2021年6月30日にオフィシャルファンクラブ『GOLONDRINAS』を開設し、芸能活動を再開。年会費が税込み6600円となかなか強気な価格だが、ファンはこぞって入会していた。

また、テレビにこそ出演していないものの、FODオリジナルドラマ『東京ラブストーリー』で主演を務めるなど、少しずつ以前の立場を取り戻しつつある様子。いまだ世間の風当たりは強いものの、根強いファンに支えられながら、現在も意欲的に活動しているようだ。

伊藤健太郎のパターンは稀? 悲惨な不祥事著名人たちの現在…

不祥事を起こしても、変わらずに仕事を続けている伊藤のようなパターンは極めて稀。過去に複数の雑誌でイジメを自慢気に語っていたことで批判を浴び、東京五輪開会式直前に演出チームを辞任したミュージシャンの小山田圭吾の現在は悲惨だ。

ツイッターをはじめとしたSNSの更新も2021年9月で止まっており、何をしているのか全くわからない状況の小山田。ただ、同月に『週刊文春』が行ったインタビューでは、仕事をしていないことが明らかになっている。

SNSの更新が途絶えているところを見る限り、現在も休養しているのだろう。彼は日本に輸入されたキャンセルカルチャーによる最大の被害者であり、騒動が一旦落ち着いた現在も世間の様子をうかがっているようにも思える。もちろん彼の行いを全肯定するワケではないが、少し過剰に叩きすぎな印象も受ける。

最後は、不祥事界の〝黒い三連星〟こと『TKO』木下隆行、タレント・木下優樹菜、元都議会議員・木下富美子氏。彼・彼女らも、目も当てられない状況にある。隆行と優樹菜はユーチューバーとしてメディアにしがみついているが、その評判は思わしくない。

隆行は、どんな動画を投稿しようとも話題になることがなく、たまのテレビ出演も不発に終わっている。そもそも視聴者からの需要がないため、今後も芸能界で生き抜くためには逆転の一手が必要だろう。

対して優樹菜の方は、涙ながらの謝罪を披露した一発目のYouTube動画が話題になったものの、その後の再生数は激減。〝タピオカ騒動〟の振り返りや〝NG無し質問コーナー〟を繰り広げるも、再生数はピークの10分の1の再生数にもいたっていないのが現状。炎上商法はネタ切れになっているようだ。

そして最後は富美子氏。彼女は周りから辞職を求められる中で、最後まで抵抗してみせた〝剛の者〟である。無免許運転を反省しているとは思えない記者会見は記憶に新しい。しかし、そんな彼女も2021年11月22日にようやく辞職。今はどうすれば政界に返り咲けるか思案していることだろう。

一度落ちた信用はそう簡単に戻らないもの。不祥事を受け入れるような寛容なファンがいない限り、人の前に出る仕事は難しそうだ。

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