逮捕者も続々… 元『AKBグループ』少女たちの悲惨すぎるその後

AKB48 (C)まいじつ 

2010年代に時代を創ったものの、2019年の『NGT48』襲撃事件で世間・関係者の不信を買い、今やすっかりオワコンの懐かしアイドルとなってしまった『AKB48』と姉妹グループたち。この凋落を象徴するように、元メンバーたちも悲惨な今を辿っている。

最も記憶に新しいのは、2021年12月2日に懲役1年6カ月、執行猶予4年の判決が下った元『SKE48』の山田樹奈だろう。彼女はマッチングアプリで知り合った複数の男性から投資詐欺を持ちかけ、100人以上から約5800万円を騙し取った疑いで3月に逮捕。4月に投資助言詐欺罪で起訴され、前述の判決となった。

元メンバーから犯罪者が生まれるとは何とも凋落を印象づけるが、〝前科者〟となったのは山田だけではない。2020年4月には、元『HKT48』の谷口愛理も大麻取締法違反で逮捕されている。

報道によると、谷口は自宅のバッグ内に乾燥大麻があったことから逮捕。調べに対しては、「交際相手が遊びに来た時にバッグを置いて行った。忘れていったから保管していただけ」と一部容疑を否認していると伝えられていた。

しかしこの事件、掘り下げるとなかなかに深い闇が浮かび上がってくるのだ。

半グレの彼女となって逮捕… 予兆は在籍時代から

「実は谷口が逮捕されるきっかけとなったのは、1カ月前に起きた半グレ4人の逮捕でした。同事件では建設作業員の男性を車に監禁・暴行した疑いで、当時20歳の男4人が逮捕。谷口はこの1人の彼女で、警察が男の身辺を調査する中で谷口の家を捜索、逮捕に至ったのです」(週刊誌記者)

アイドルが半グレの彼女となり逮捕とは、なんともアウトローで落ちぶれたとしか言えない出来事だ。しかし、ファンの間では、こうした片鱗はグループ時代から現れていたとの指摘も受けている。

「グループ結成直後の2012年、今も活躍する『ゆうこす』こと菅本裕子を始め、ファンと関係を持ったメンバー5人が『HKT』を一斉解雇されるという事件がありました。運営の調査では、谷口含むメンバー4人が、ファンである専門学校生の家にお泊まりしたことが発覚。谷口はファンの家から劇場へ行き、オタクの前に立つ背信行為を働いていたこともありました。これ以外にも彼女の素行不良は有名で、当時中学2年生ながら、喫煙や飲酒のウワサも絶えませんでした。その後は県内屈指の低偏差値高校に進学、周囲の影響もあり、さらに不良となって後に至ります。逮捕されるのも必然だったのかもしれませんね」(元『HKT』ファン)

大人数構成と人気バブルの相乗効果から、有象無象のように粗製乱造されていた「AKB」グループのメンバー。アイドルファンからは「アイドルの質を下げた」と批判も浴びていたが、この指摘はその通りだったというほかないだろう。

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