『東京リベンジャーズ』の政府PR広告にツッコミ殺到「反社使ってて笑う」

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政府広報オンラインが、人気アニメ『東京リベンジャーズ』とタイアップ。しかし不良を題材にしている作品のため、ツッコミが相次いでいるようだ。

キャンペーンの目的は、4月1日から施行される「民法の一部を改正する法律」により、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられるということの周知。かなり力を入れているようで、撮り下ろしボイスを使用したテレビCMなどが放送されている。

テレビCM『「新成人たちよ、未来をつくれ。」篇』では、人気キャラクターの佐野万次郎(マイキー)が「大人になんの、日和ってるやついる?」などと新成人を激励。しかし、原作でのマイキーの悪行を振り返ると、同キャンペーンに相応しい人物だとは思えない。というのも、マイキーは多くの人を殺めている他に、将来的に反社会的組織のボスを務めているからだ。

若者人気を狙うも…冷静なツッコミが続出

また、ポスターに起用されているキャラクターのほとんどが無免許運転の経験者。その他にもアニメや原作で法に触れる行為を犯している。ツッコミどころ満載の同キャンペーンに対し、ネット上では

《説得力無さすぎて笑います》
《政府、東リベみたことあるんかい》
《不良と暴走族がメインキャラの作品を18歳成人PRに起用?》
《東リベの政府PR、反社使ってて笑う》
《昔なんの為に暴走族数百人取り締まってたんだよ》
《大人になる自覚は良いんだけど、この漫画は暴力かっけーな半グレ手前なヤンキー漫画でしょ? 政府や行政がこう言うのを使うのはどうなのかね?》
《東リベと政府広報がコラボは世も末すぎでは?》
《登場人物が成人を迎えられなかったり、成人になる年にシャバにいなかったりする中学生が主に出てくるマンガなんだけどなぁ》

など、多くの批判が寄せられている。確かに原作を読んだことがある人ならば、誰しもが疑問を抱くコラボといっても過言ではないだろう。

若者に関心を持ってもらうという点では成功した今回のキャンペーン。しかし、反感も買ってしまったようだ。

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