『真犯人フラグ』爆死が続く…「真相編」スタートも視聴率が低迷

西島秀俊 

西島秀俊 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

1月9日、西島秀俊が主演の2クール連続ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)の第11話が放送された。ついに〝真相編〟に突入したが、視聴率が全く上がらずに大苦戦を強いられている。

主人公の運送会社課長・相良凌介(西島)は、愛する家族のため、一軒家を建てているマイホームパパ。しかしある日、妻と子どもたちが消えてしまう。取り合ってくれない警察に落胆し、学生時代からの友人で週刊誌の編集長・河村俊夫(田中哲司)へ相談し、失踪事件を記事化してもらうことに。すると、最初は集まった同情が一変。「旦那が殺したんじゃないの?」と〝真犯人フラグ〟を立てられてしまう…。

「同作は、大ヒットしたドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)のスタッフが再集結して制作されている、二匹目のどじょうのような作品。ほぼ『あな番』のセルフパロディーと言ってもいいほどの展開で話が進んでいます」(芸能記者)

『あな番』に慣れた視聴者がたくさん?

しかし世帯平均視聴率については大きな差が…。出だしで躓いたのはどちらも同じだが、『あな番』は第2クールで視聴率がグンとアップ。二桁視聴率を連発していたのだが、『真犯人フラグ』は第1クールの最終回は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2クールのスタートも6.7%と相変わらずの爆死状態だ。

「『真犯人フラグ』の第1クール最終回は、凌介の実の息子である篤斗(小林優仁)が、凌介こそが犯人だと証言する劇的な幕引きでした。ドラマとしてはこれ以上ないほどの引きだったのですが、次回の視聴率が全く上がっていない。恐らく『あな番』に慣れた視聴者が、〝どうせただの引き延ばし〟と勘繰ったのでしょう」(同・記者)

このままでは、半年もかけた最終回の視聴率も伸びなさそうだが…。

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