もう中学生『有吉の壁』で“段ボール愛”を爆発させるも…「もう笑えない」

(C)Kues / Shutterstock

段ボールなどを加工した〝自作小道具〟ネタでブレークした、お笑い芸人・もう中学生が、小道具制作者とトラブルを起こしていたことが発覚。ネット上で物議を醸している。

トラブルを報じた1月12日配信の『文春オンライン』によると、もう中は、ネタで使用する段ボールなどを加工した小道具の制作を、同じ『吉本興業』に所属する芸人のツクロークンに依頼。しかし、ツクロークンに対し制作費は払ったものの、「作っているのは自分だと言わないでほしい」と口止めしていたという。

また、もう中が2020年2月に長野県で個展を開いた際、ツクロークンから「スタッフの1人としてクレジットを入れてほしい」と頼まれたにもかかわらず、これを拒否。ツクロークンは、このままでは自分の存在がなかったことにされてしまうと怖くなったと言い、弁護士を通じ、もう中に約70点の小道具について「制作者を明かす」よう通知しているという。

一連のトラブルを知ったネット民からは、

《あの手作り感満載のチープな段ボールも、もう中の天然キャラを演出する上で重要な要素だからな》
《自分で小道具作ってるから笑いになってるのに他人に作らせたんじゃ笑えない》
《手作り感を装ったプロの仕事だったのか。ずっと日の目を見れず二番煎じ扱いされて気の毒だね》
《人の良さそうな感じと素朴さが取り柄だったのに残念。ツクロークンがかわいそう》

など、もう中に難色を示す声が上がっている。

ツクロークンの告発に疑問の声も…

しかし一方、もう中学生がきちんと対価を支払っていたことから

《段ボール芸人と言う扱いより、大喜利や独特なレポート、感性を買われていると思うよ》
《小道具を誰が作ろうがネタには一切関係ないと思うけどね。お金も払っているわけだし》
《完全に下請けでしょ。ゴーストではないよ》
《もう中が再ブレークしなければ、訴えたりしなかったんだろうね。もう中が売れっ子になったんで欲がでたんだろうなぁ》

など、擁護する声も上がっている。

「もう中は12日放送の『有吉の壁』(日本テレビ系)に出演し、段ボールの箱の山を抱え、『この段ボールは僕にネタにされることを願っている』『段ボールたちの声が聴こえないのか! もう中学生のネタにされたい! ネタにされたい!と思っているっ!』とタイムリーなネタを披露していました。ツクロークンにしてみれば、もう中の再ブレークで、彼ばかりに脚光が当たることにもどかしさを感じていたのかもしれません。一方で、もう中は小道具の制作を発注した際、きちんと対価を払っているため、決して一方的にツクロークンを利用した訳ではなさそうです。すでに弁護士を間に挟んでいることから、すぐに和解とはいかないでしょう」(週刊誌記者)

もう中が段ボール愛を爆発させた『有吉の壁』を見た視聴者からは、

《もう中の騒ぎを耳にした状態で有吉の壁見たらいたたまれなくなった》
《有吉の壁、もう中でもう笑えなくなっちゃったよ》
《もう中のネタ、文春の記事へのアンサーみたいなネタだったな》
《もう中さんが段ボールへの愛を熱く語ってたけど、文春の後だとなんだかなぁ》
《文春の記事見たからちょっと笑えなかった》

といった声が上がっていた。

小道具制作を請け負っていたツクロークンにしてみれば、ブレークしたもう中学生に何らかの対価を求めたいのだろう。いずれにしても、ファンを悲しませるような事態に発展することのないよう祈りたい。

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