田中圭の映画『女子高生に殺されたい』に批判「タイトルが…」「無理そう」

田中圭 

田中圭 (C)まいじつ 

漫画家・古屋兎丸による作品『女子高生に殺されたい』の映画化が決定。しかし、主に女性からタイトルに対して批判の声が上がっている。

古屋といえば、『ライチ☆光クラブ』や『帝一の國』などで知られる人気漫画家。卓越した発想力や多彩な作風で、一部の読者から熱狂的な支持を集めている。「女子高生に殺されたい」は、女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人が主人公。自身の目的を達成するために東山は、密かに緻密な計画を練っていく…というストーリーだ。

主人公の東山を演じるのは、ドラマや映画に引っ張りだこの俳優・田中圭。東山を取り巻く女子高生役は、南沙良や河合優実らが演じることが発表されている。

『女子高生に殺されたい』に嫌悪感…

同作がネットニュースなどで取り上げられると、多くの女性から、

《キモいタイトル。さすがロリコン文化の日本だわ》
《タイトルもだけど内容も無理そう…。キモヲタしか共感せんわ、こんなん》
《なんでよりによってこの作品を映画化したんだろうね》
《こういうタイトル話題目的なんだろうけど、よくないと思う》
《タイトルが気持ち悪い。ロリコン教師の話?》
《こんな気持ち悪い映画、俳優ファンしか見ないでしょ》

など、非難の声が続出。確かに女子高生をブランド化するようなタイトルのため、嫌悪感を抱く人がいるのも仕方がないことだろう。

「古屋が漫画のタイトルに性別を入れるのはよくあること。問題になっている『女子高生に殺されたい』以外にも、『少年少女漂流記』『彼女を守る51の方法』『少年たちのいるところ』といった作品があります。今回も似たような趣旨でタイトルを付けたと思われるので、女子高生に特別な感情がある訳ではないでしょう。ただ、過去に『π(パイ)』というタイトルで、男子高校生が完璧な胸を探すという漫画を描いていたこともあり、女体をブランド視しているところはあるかもしれません。そもそも古屋は変人になりたい常人で、〝ボクこんなに変なことを考えてるんだよ!〟と見せつけるような作風なので、あまり見応えがないのも特徴です」(漫画ライター)

公開前から多くの批判が寄せられてしまった「女子高生に殺されたい」。内容も概ねタイトル通りなので、挽回は難しそうだ。

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