『ミステリと言う勿れ』は超大作ドラマ? フジの“社運”が掛かった勝負作に

菅田将暉 

菅田将暉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

1月10日より放送がスタートした、菅田将暉主演の月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)。実は、社運を賭けるレベルの大作だと噂されているようだ。

原作は、累計発行部数1300万部を突破している同名の大人気コミック。天然パーマにコンプレックスを持つ主人公・久能整(菅田)は、友だちも彼女も1人もいない、カレーをこよなく愛する大学生。社会で「当たり前のこと」として流されていることに常に疑問を持ち、とことん考え抜く性格で、膨大な知識と独自の価値観による持論を鮮やかに展開する。

「大人気コミックが原作とあって、実写化の権利争いはかなり熾烈だったようです。出版社に問い合わせが殺到した中で、なんとフジテレビが実写権利を獲得。ドラマ作りに定評のあるTBS、潤沢な資金のある日テレではなく、フジが選ばれたことに、何かただならぬ気配を感じますね」(芸能記者)

第1話の制作期間はなんと4カ月

そしてこの『ミステリと言う勿れ』は、フジテレビ史上でもトップレベルに入る予算が掛かっているという。

「第1話で、売れっ子大物俳優の遠藤憲一がいきなり〝退場〟したことで話題を集めましたが、実はこの1話に掛けられた制作期間は約4カ月。遠藤自身、『俳優人生の中で1話の出演で4か月もやったの初めてです』と漏らしており、これがいかに異例なことなのかを表しています。主題歌も、今やタイアップバンドに成り下がったとはいえ、話題性のある『King Gnu』が務めていますからね」(同・記者)

その甲斐あってか、世帯平均視聴率は初回から13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という大ヒットを記録。静岡では21.8%というとてつもない数字を叩き出した(菅田が静岡出身というわけでもない)。

これをきっかけに、ついにフジテレビ、そして〝月9〟復活となるだろうか。

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