菅田将暉“韓国エンタメとの差”を嘆くも…「自分を棚に上げてよく言えるな」

菅田将暉 

菅田将暉 (C)まいじつ

昨年、小松菜奈と結婚した実力派俳優の菅田将暉。彼が『スポーツ報知』のインタビューで〝エンタメ業界の未来〟について持論を展開し、ネット上で賛否の声が続出しているようだ。

今回のインタビューは、菅田が主演を務めるドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)に関するもの。役どころやストーリーなどドラマにまつわることに言及していき、さらに結婚後の心境の変化について「一から見つめ直す年にしたい」と語っていった。

そして「見つめ直す」という言葉に関連して、菅田は日本のエンタメ業界について物申す。いま空前のブームとなっている韓国の映画やエンタメを話題に挙げ、「その差は何だというところを、ちゃんと僕らは悔しがらなきゃいけないんだと思います」と日本との差について熱弁。また日本の〝エンタメシステム〟について、先人たちは疑問を持って戦ってきたといい、「僕ら世代も引き継いで考えていかなきゃいけないと思っています」とコメントを寄せていた。

堕落したエンタメ業界の片棒を担いだ?

俳優としての強い責任感を持ち、日本のエンタメ業界の未来を考えている菅田に、ネット上では、

《菅田将暉さんのような志を持つ若手俳優がいてくれると、日本のエンタメ界も心強いですね》
《若い世代の俳優が日本から世界に発信しようとしてくれているのがうれしい》
《ぜひとも日本の味を生かし、伸ばして頑張ってほしい!》

といった絶賛の声が続出。一方で彼の発言が〝ブーメラン〟だと感じる人も多く、

《自分の存在もその一因…》
《菅田将暉が韓国との差を悔しがれと言ったそうだが、自分を棚に上げてよく言えるなと思う》
《言いにくいけれど、まさに菅田将暉さんのような映画もドラマもやるような俳優さんが毎度な顔触れでスクリーンやTV画面を支配していることが原因のひとつでしょ…》
《諸悪の根源は、大手プロダクションの圧力に屈して、スポンサーの顔色を伺いながらキャストを決めて番組作るTV局。まぁ菅田さんも大手プロダクションの人間ですけどね》

などの厳しい声も殺到している。

「菅田が主演を務めた、昨年公開の映画『CUBE 一度入ったら、最後』を引き合いに出して考えてみると、日本エンタメの現状がよく分かるかもしれません。同作はカナダの人気ホラー映画『CUBE』の日本リメーク版なのですが、公開と同時に《ダサい》《チープで薄すぎ》と酷評が殺到していました。実力派キャスト陣、星野源の主題歌など、かなり力の入った作品に仕上がっていたのですが、映画ファンが力を入れてほしかったのは、そういった部分ではなかった模様。おそらく菅田がインタビューで語っていたことも、同じような話なのだと思われます」(芸能ライター)

菅田を筆頭に、若手俳優が日本エンタメを変える未来を期待したい。

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