King Gnuが邪魔?『ミステリと言う勿れ』のBGMに「センスない」

菅田将暉 

菅田将暉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

1月17日、菅田将暉主演の月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の第2話が放送された。視聴者から、主題歌を批判する声が相次いでいる。

原作は、累計発行部数1300万部を突破した同名の大人気コミック。天然パーマにコンプレックスを持つ主人公・久能整(菅田)は、友だちも彼女もひとりもいない、カレーをこよなく愛する大学生。社会で「当たり前のこと」として流されていることに常に疑問を持ち、とことん考え抜く性格で、膨大な知識と独自の価値観による持論をあざやかに展開する。

第2話では、整がバスジャックに巻き込まれる。バスジャック犯の犬堂ガロ(久保田悠来)、オトヤ(阿部亮平)兄弟の狙いは、妹・犬堂愛珠(白石麻衣)を殺害した犯人を捜し出すこと。なんと今回バスジャックをした車両に乗っている、露木リラ(ヒコロヒー)、柏めぐみ(佐津川愛美)、淡路一平(森永悠希)、奈良崎幸仁(金田明夫)、熊田翔(永山瑛太)の中に容疑者がいるらしく、とりあえず全員を拉致したという。整はこの事件に一方的に巻き込まれてしまったのだ。

「BGMのタイミングおかしいだろ」

その後、犬堂兄弟の脅迫で、拉致された乗客たちが〝これまでに自分が犯した一番重い罪〟を告白していくことに。すると整は、乗客が罪を告白するたびにカウンセリングをするかの如く論破。イジメを受けて悩んでいた者、不妊治療を受けて悩んでいた者、自身の仕事が〝つまらない仕事〟と悩んでいた者などの心を浄化していった。

この際、整が喋るたびに流れていたのが、『King Gnu』が歌う主題歌「カメレオン」や悲し気な音楽。〝ここで感動して〟と言わんばかりに頻繁にBGMが流れることに、視聴者から

《いいとこで変な歌流すなよ!》
《原作が淡々と静かに流れてくのに対して、ドラマはいちいちBGM流してきてうるさい。お涙頂戴って感じの作りキモすぎ》
《言葉を聞かせたい部分で歌詞のある音楽を入れるのは邪道。やめて欲しい》
《この主題歌入れるのやめない? 冷めるわ萎えるわー》
《いちいち感動BGM流さず、もっと淡々と進んでほしい》
《King Gnuの曲も他のBGMも狙いが強すぎるし使い方にセンスがない》
《だからBGM入れるタイミングおかしいだろw》

といった酷評が飛び交った。

このセンスが「やっぱりフジテレビ…」と揶揄される由縁だろう…。

【あわせて読みたい】