声優・緒方恵美の代表作は『呪術廻戦』なのか!?『エヴァ』超え確実で悲鳴

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昨年12月24日に公開されたアニメ映画『劇場版 呪術廻戦 0』。公開直後から興行収入を伸ばし続けている同作に、『エヴァンゲリオン』シリーズのファンがザワついているという。

「呪術廻戦 0」は、作者・芥見下々が『呪術廻戦』本編を連載する前に発表した漫画『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』が原作。アニメ版には本格的に登場していない乙骨憂太を主人公として、本編のおよそ1年前の物語を描いていく。

映画は、公開から24日間で観客動員数628万人、興行収入85億円を突破。〝ネクスト鬼滅の刃〟ともささやかれるほど快進撃を見せ、興収100億円突破は確実だといわれている。

碇シンジと乙骨憂太の一騎討ち!

しかし、この爆発的ヒットを素直に喜んでいないのが、『エヴァ』のファン。というのも「エヴァ」の主人公・碇シンジと、「呪術廻戦 0」の主人公・乙骨の担当声優は、どちらも緒方恵美が担当しているからだ。

テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』がスタートしたのは1995年のこと。緒方は、昨年公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版』にいたるまで、27年もの歳月を〝碇シンジの声優〟として歩んできている。そのため「エヴァ」シリーズのファンからは、

《緒方さん的には、あっさり乙骨で100億超えたら心境複雑だよね》
《呪術廻戦がこれ以上興収伸ばすと、緒方恵美の代表作が塗り替えられてしまう…》
《緒方恵美の代表作はエヴァでいいよ! これ以上は呪術廻戦伸びるな!》
《緒方恵美のシンジくんこそ100億の男!》
《呪術廻戦が100億超えてしまうと、緒方恵美の代表作がエヴァではなく、呪術廻戦になってしまうので、そろそろブレーキかけた方が良いのでは》
《緒方さんおめでとう。アスカを雑魚キャラ送りの刑にする役を演じさせられ、最後は声まで神木隆之介に奪われ、エヴァにいい思い出ないだろうけど、呪術で見事に返り咲きましたね》

などの声が相次いでいる。

「27年も碇シンジを演じてきたため、緒方ファンにとって、『エヴァ』への思い入れは強いはず。一過性のブームともいえる『呪術』に、代表作の座を奪われることに危機感を覚えている『エヴァ』ファンも多いのかもしれません。いずれにせよ、2作ともに100億円超えを達成できる主人公声優はごくわずか。どちらが優れているかと優劣をつけるのではなく、どちらも素晴らしい作品だということでいいと思いますが」(アニメライター)

「呪術廻戦」に「エヴァ」の呪いがかからないといいのだが…。

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