1月9日から始まった、第61作目の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)。同作に出演中の俳優・新垣結衣の演技力に、視聴者から酷評が殺到しているようだ。
「鎌倉殿の13人」は、平清盛(松平健)が大権力者として君臨していた1175年の日本を舞台に、主人公の北条義時(小栗旬)の半生を描いていく。そして大河ドラマ初出演となる新垣は、義時の初恋の人で源頼朝(大泉洋)の最初の妻である八重役を演じて話題を呼んでいる。
16日放送の第2話『佐殿の腹』では、頼朝と恋仲にある政子(小池栄子)との小競り合いシーンを披露。宣戦布告する政子に対して、元妻の立場だからこそ知り得る情報を嫌味たらしくアドバイスし、物語にスパイスを加える存在として一際目立っていた。
\#鎌倉殿の13人 ギャラリー/
【第2回】本日放送!
[総合]夜8時
[BSP・BS4K]午後6時#三谷幸喜 が贈る予測不能エンターテインメント!#大泉洋 #源頼朝#小池栄子 #政子 pic.twitter.com/3irxvRiJGM— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) January 16, 2022
やはり“アイドル俳優”からは脱却できず?
実力派が多く出演する大河ドラマで、堂々たる演技を見せつけた新垣。しかし演技に定評がある小池と比べられたせいで、視聴者からの評価は思わしくなかったようだ。ネット上には、
《小池栄子との場面、芝居が下手で入り込めなかった》
《大河、ガッキーだけ浮いてない? セリフが軽いというか「発声ちゃんとして!」と思う。ガッキーにそれを求めるのは無理だろうけど》
《声も表情も現代すぎて、時代劇のコントをしてるみたいだった》
《かわいいし好きなんだけど、時代劇出演は失敗だわ。淡々としすぎてて昔の日本女性の秘めた思いや押し殺した感情が全然感じられない。ラブコメでニコニコしてるのが一番似合う》
《ガッキーの大河はきついよね…。深窓のお姫様みたいな、あまり語らずたまに出てくる高嶺の花過ぎる存在とか、そんな役なら良かったのかな?》
などといった厳しい声が続出している。
「新垣は『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)や『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)シリーズなどの名作ドラマに多く出演していました。そのため〝演技派〟と思われがちですが、彼女の魅力と演技力は、また別の話。どの演技も似たり寄ったりなフワフワとした印象のため、情熱的な演技を必要とする大河には向いていないのでしょう。俳優としての〝箔〟を付けるために出演したのでしょうが、逆効果になってしまったようですね」(芸能ライター)
やはり顔ファンの多い〝アイドル俳優〟ということもあり、演技派の集う大河では浮いてしまったのかもしれない。果たして物語が終わりを迎えるまでに、イメージを覆すことができるのだろうか。