消えた芸人『ピスタチオ』の最高月収に驚き! 現在は月収6万円に転落も…

(C)Rachata Teyparsit / Shutterstock

「ラッスンゴレライ」の『8.6秒バズーカー』、「あったかいんだからぁ」の『クマムシ』、「ダンソン」の『バンビーノ』…。2015年、お笑い界には大量の〝一発屋〟が量産された。今やすっかりその姿を見ない『ピスタチオ』もこの1組だ。

もはや名前を聞いてもピンと来ない国民ばかりだろうが、「ピスタチオ」は白目を剥く漫才で同年にプチブレークした。髪型が縄文人のようなヒゲ面・伊地知大樹が「私の好きな食べ物を発表します」と宣言し、ロン毛で目付きの鋭い小澤慎一朗が「お願いします」と応答。伊地知が「私の好きな食べ物は…まかないです」と発表、小澤が「なんのっ」とツッコむ…。白目を剥きながらこういったやりとりするという、今思えば何が面白いのか分からないネタで時の人となった。

しかし、そのしょうもなさから人気はすぐさま下落。「クマムシ」や「8.6秒バズーカー」が曲がりなりにも人々の記憶に残る中、ほとんどインパクトを残せないままひっそりと消えていった。その消えっぷりは一体どうやって生計を立てているのか気になるレベルだが、今年に入り、実際に食べるにも困っていることが明かされる。1月17日、『痛快! 明石家電視台』(MBS)に出演した小澤が、現在の月収を「6万円」と明かしたのだ。

片や裕福な実家に寄生、片やアパレルブランド展開

小澤は「マジでやばい。最高月収160万円だったこともあったんです」と明かしたが、妻で俳優の吉川莉早は「結婚する前からお金ないの知ってたので」と飄々。というのも、祖父が「グラグラゲーム」の開発者、父が会社経営者である小澤は実家が太く、夫婦の住まいも小澤家保有のマンション。隣が実家であるため、毎日夕食を共にしているという。

一方の伊地知は、さまざまな活動に手を広げている。伊地知は歌舞伎町でNo.1ホストだった経歴があり、ブレーク当初もこのキャラで色々な企画に挑戦。そして、現在もこの経験を活かし、YouTubeの恋愛チャンネルやアパレルブランドの展開を行なっているのだ。

現在の髪型は、いかついツーブロックに。もともとの顔付きも相まってすっかりイケメン風で、アパレルブランドのモデルも自身が務めている。だが、残念ながらこの路線は後輩である『EXIT』と被っており、二番煎じ感によって埋没した印象も否めない。

伊地知はともかく、向上心も仕事もなく実家に頼るばかりの小澤は一体どうなるのか。いざとなったら会社を継げばいいのかもしれないが…。

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