『占ってもいいですか』ディーンの鑑定にファン激怒「適当だな」「やる気ない」

ディーン・フジオカ 

ディーン・フジオカ (C)まいじつ 

非科学的な言動で、視聴者をスピリチュアルの虜にする『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)が、1月19日の放送で批判を受けてしまった。

今回は「豪華芸能人占い4連発&福岡最強運巡り」と題した2時間SP。ゲストに俳優のディーン・フジオカや古田新太、2世タレントで知られる石橋穂乃香と田原可南子など複数の芸能人を相手に、番組お馴染みの占い師が忖度なしの占いを行なっていく。

まず占いを受けたのは、古田、武田真治、小池徹平の俳優3人。続いては、昨年の衆議院選挙で惜しくも落選し、現在の運気が気掛かりな元衆議院議員・辻元清美氏が占いを受けていく。この後に登場したディーンは、元グラビアアイドルの占い師・星ひとみ氏の鑑定を受けたのだが、星氏はディーンの手を見るなり「いっぱい出てます」と発言。「スゴく『モテる雰囲気』を持ってるけど、女性を口説くのは下手」と見抜くと、ディーンは「間違いないですね」と恥ずかしそうに認めるのだった。

ディーン・フジオカの出演時間が異常に短い

しかし、ディーンの占いは、その後いくつか続いただけで終了し、終わり方も尻切れトンボのような中途半端なものに。続いては石橋・田原の2世タレントに移り、2人の運勢や生い立ち、過去、恋愛運が暴かれていく。この日1番の大物ゲストであるディーンが、全体的に見て短時間で終わってしまったことに疑問の声が。ネット上にはディーンのファンから

《え、ディーンさんの突然ですが占ってもいいですか、え、そこで終わる? もっと聞かせてくれー》
《ディーン適当だなw》
《もっと色々聞きたかったな~~~》
《もっと聞きたい》
《おディーンさんも飽きてやる気なかったんだろ》

と怒りの嵐が。番組に対して多くの批判が向けられてしまった。

「〝痛みを伴う笑い〟をBPOで審議する暇があるのなら、占いを賛美しているこの番組を今すぐに審議する必要があるでしょう。そもそも、芸能界には占い師やカウンセラーに洗脳されて大問題を起こした例が数多くあるのに、なぜテレビ番組で占い師を持ち上げるようなことをするのか。占いを信じ切った視聴者が、身近な占い師に洗脳されてしまったらどう責任を取るのか。問題になったらまた、木村花さんの時のように、〝視聴者が悪い〟と責任転嫁するつもりなのか…」(週刊誌記者)

テレビ局のモラルが問われる。

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