サカナクションのライブ決行に賛否!「中止しとけ」「絶対に開催した方がいい」

(C)Giambra / Shutterstock

人気ロックバンド『サカナクション』が、全国ツアーの東京公演を、予定通り〝開催する〟と発表し、物議を醸している。

昨年12月の愛知公演から始まった「サカナクション」の全国ツアー『SAKANAQUARIUM アダプト TOUR』。大阪、福岡公演が昨年末で終わり、2022年は宮城と北海道のステージが終了している。

ツアーは残すところ、1月25日、26日、29日、30日の日本武道館のみ。「サカナクション」は19日、公式サイトにて、武道館公演を会場キャパシティの50%以下という制限付きで、予定通りに開催すると発表した。

コロナ禍のライブ開催に賛否!

しかし年明けから新型コロナウイルス、特にオミクロン株の感染者数などが激増し、ここ最近は東京都でも数千人単位の感染が確認されている。そうした中で強行開催される彼らのライブに、ネット上では、

《開催したら後戻りできないけど本当にいいの…?》
《サカナクションはその辺のこと分かっていると思ってたのに残念だわ》
《絶対叩かれるやつや。無理せず中止しとけや》
《全国からコロナ持ち込んで、またはコロナを全国に持ち帰るんだな。ありがとうサカナクション》

などの否定的な意見が続出している。ただ開催に賛成の人も多く、

《コロナを人為的に抑制するのは不可能。経済回した方が食える人間が増える。絶対に開催した方がいい》
《サカナクションのライブはマジで演出に金かかってるからな》
《中止して億単位の損失なんか出せんやろ。それなら強行突破が無難》
《オリンピックやったし、もう何やってもええだろ》
《飲食店に協力金払うなら、ミュージシャンにも数億円の協力金払うべきだよな》

といった声も。意見が真っ二つに分かれる結果となっていた。

「最悪のタイミングで新型コロナウイルスが再び蔓延してしまい、1月20日、1都12県に〝まん延防止等重点措置〟の適用が発表されました。感染が急拡大する前に決まったライブなので、中止にすると違約金などが発生するでしょう。国から給付金などの手当てが受け取れれば、まだマシでしょうが、以前の対応から、日本政府や自治体は、カルチャーやアートは〝不要不急〟だと判断すると予想できます。アーティストの不満が溜まるのは当然のことで、ここまできたら、万全の感染対策を施して、ライブを大成功させて欲しいものです」(音楽ライター)

開催が目前に迫っている「サカナクション」の日本武道館公演。何事もなく終えることを祈りたい。

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