横浜流星に称賛! 実写版『嘘喰い』原作改変を阻止「サンキュー」「助かる」

横浜流星 

横浜流星 (C)まいじつ 

度重なる原作改変で、公開前からファンを落胆させている実写映画『嘘喰い』。同作に、新たな原作改変要素が明らかになったのだが、主演の横浜流星がファインプレーを見せたという。

「嘘喰い」の主人公は、どんな嘘も見破る天才ギャンブラー・斑目貘(横浜)。彼が、謎の組織「賭郎」が取り仕切る〝闇のギャンブル〟に身を投じ、凶悪なイカサマ師に挑んでいく…というストーリーだ。

ティザービジュアルでは「あんた、嘘つくと死ぬよ」というキャッチコピーが躍っているのだが、原作における貘の決め台詞は「あんた、嘘つきだね」というもの。

さらに闇カジノのオーナーで、暴力団・鞍馬組の長を務める鞍馬蘭子役には、元『乃木坂46』の白石麻衣が起用されており、原作ファンから「イメージに合わない」と酷評されていた。確かに白石がキャスティングされたことで、原作ではヒロインでない鞍馬がヒロイン扱いされてしまうのではないか、と不安なところではある。

しかし、本来はこれらを凌駕する改変があった模様。原作における貘の持ち物といえば「カリ梅」だった。獏は「カリ梅」が好物で、物事が自分の目論見通りに進むと、それを食べるといった癖がある。これを無視して中田秀夫監督は、獏にハーモニカを持たせるつもりだったというのだ…。

なぜハーモニカを持たせようと思ったのか?

そんな中田監督の凶行を止めたのが、何を隠そう横浜。横浜は原作をリスペクトしているようで、中田監督に「貘の持ち物はカリカリ梅(カリ梅)だけにしたい」と直談判したとのこと。何度か話を重ね、どうにか獏の持ち物は「カリ梅」だけになったらしい。

横浜のファインプレーに、ネット上では、

《ハーモニカ吹かせる意味が分からんよ。サンキュー横浜》
《無駄な謎改変する奴いるけど監督だろうが役者だろうが、原作リスペクトして改変阻止してくれる人がいるのは助かるわ》
《こんな監督が邦画作ってるのに、アニメのせいで邦画が売れないとか言ってる監督もいるんだから笑っちゃうな》
《ハーモニカ吹き出すとかセンスなさすぎでしょ。嘘喰い以外のタイトルで世に出せよ》
《ハーモニカはとんでもなくやべえやろ。シュールギャグやん。監督が横浜に助けられたと微塵も感じてなさそうなのもヤバいな》

などの称賛の声が相次いでいる。中田監督は原作を改変することで有名なので、横浜がいなければ、より原作からかけ離れた映画になっていたことだろう。

「横浜は若手俳優の中でも評判が良いことで有名。番宣のために出演した1月16日放送の『バナナマンのせっかくグルメ!!』(TBS系)では、一般人相手に丁寧な対応を披露し、視聴者を虜に。同番組は出演者が取材交渉を自身で行うというスタイルなのですが、そこで横浜は円滑に交渉を進めてみせました。もしかすると、この番組で見せた〝交渉術〟で中田監督を説得したのかもしれませんね」(芸能ライター)

実写化映画でファンが何よりも気にしているのは、原作の再現度。すでにキャッチコピーは改変されてしまっているが、果たして内容はどうなるのだろうか? 改変したがりの中田監督と原作リスペクトの横浜…戦いの行く末を見守りたい。

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