NHKで森永卓郎無双!? “日本が低賃金の理由”を明かして絶賛の声

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1月19日の『おはよう日本』(NHK)で、「年収」をテーマとした特集を放送。経済アナリストの森永卓郎氏が、〝日本が低賃金である理由〟を明かし、絶賛の声が相次いでいる。

この日の放送で森永氏は、「バブル崩壊以来、賃金が上がらないのはなぜ?」という視聴者から寄せられた疑問に回答。森永氏は、ハッキリと「消費税率の引き上げ」と答えていた。

森永氏いわく、消費税率の引き上げによって、人々は消費を抑えるようになり、消費が抑えられると企業の売り上げが低迷。企業に属する社員の賃金が上がらないという悪循環の構図を説明した。

「この日の放送で森永氏は、消費税率の引き上げについてだけでなく、これからの年金についても語っていました。森永氏は『もらうことはできますが、支給額は大幅に減る』と予想しており、30年後の厚生年金は夫婦合わせて13万円ほどになるといいます。解決策として生活費を半減させるか、亡くなるまで働き続けるしかないと漏らしており、視聴者には衝撃が走ったようですね」(時事ライター)

NHKで消費税率について言及

民放放送ではなく、NHKで消費税率の引き上げについて言及した森永には、視聴者から賛同の声が続出。ネット上には、

《素晴らしい指摘!》
《非常に単純明快な説明で、ほんとにその通りだ! って思った》
《森永さんは本当に優秀な経済学者》
《年々上がる消費税、どんどん下がる法人税、無駄な存在の中抜き業者…》
《税金は重いのに給料は安いって何この悪循環。貧しい国にしたいのかな?》
《給料あがっても引かれる税金が増えて手取りは変わらんのだよ》
《適切に使われてきちんと還元される消費税なら文句言わないんだけど、そうじゃないからな》
《消費税だけじゃないにしろ、消費税率の引き上げは大きな要因だよね》

などといった、さまざまなコメントが寄せられていた。

森永氏は2003年に『年収300万円時代を生き抜く経済学』を出版し、世間から《恐怖感を煽るな!》と批判された過去がある。しかし2022年現在、年収300万円は現実的な話であり、予想は的中していると言えるだろう。

消費税に関する政治の話題は尽きないが、与党も野党も有権者の声を聞いていないのは確か。先行き不透明な日本で生き抜くためには、与党も野党も関係なく、政治を根本から変える必要があるだろう。

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