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面白いコントのNo.1を決める『キングオブコント2017』(TBS系)が10月1日に放送され、参戦した『アンガールズ』への採点が甘いと批判が出ている。
キングオブコントは『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)と異なり、出場資格に結成年数の制限は無い。そのため、ルール上はベテランが挑戦してもいいのだが、アンガールズはほかの出演者と比べて知名度や人気が圧倒的に高いため、異例の挑戦だった。
アンガールズは挑戦した理由について、「過去に同じ事務所の『ロッチ』が挑戦しているのを観て、自分たちもコント師なので挑戦したくなった」と明かしている。
このアンガールズについて、ツイッターでは《売れてるのに今さらコントで大会出てくるの批判する人もいるかもしれないけど、純粋にめちゃくちゃかっこいいと思ってしまった》、《売れてもしっかりネタ作ってコントしてて素敵》など、挑戦したことを称える投稿が多かった。
仕事仲間に対して甘い採点に?
アンガールズは優勝を逃したが、インターネット上では決勝進出の10組からファイナルステージ進出の5組を決めるのファーストステージについて、アンガールズに対する採点が甘いのではないかという厳しい意見が多く寄せられていた。
⦅アンガールズ意外に高得点。なぜだ?ジャンポケと同点はない⦆、⦅芸歴長いからってアンガールズをひいき目にみてほしくないな⦆という投稿や、⦅最後の2組、やけに点数低くない?審査員5人して、アンガールズをファイナルステージに残すための忖度?⦆などと、採点に対して疑う意見も見受けられた。
審査員は松本人志、『さまぁ~ず』、『バナナマン』の計5名。この審査員たちはアンガールズとテレビ番組での共演経験も多いだけに、甘い採点をしたのではないかと疑う人がいたようだ。
お笑いコンテスト、特にコントは人によって好みがかなり分かれるためか、採点に納得がいかないという意見が多く寄せられがちだ。しかし、審査員と共演経験が多く、仲がいいと思われてしまう芸人が挑戦すると、むしろ視聴者の目が厳しくなってしまうことが明らかになった。
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