『鬼滅の刃 遊郭編』第8話に賛否!「テンポ悪すぎ」「ワンピースよりマシ」

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大人気アニメ『「鬼滅の刃」遊郭編』(フジテレビ系)の第8話『集結』が、1月23日に放送された。今回のエピソードでは作画に絶賛の声が上がる一方で、ストーリー展開の遅さに視聴者から不満の声が殺到していたようだ。

ついに音柱・宇髄天元と上弦の陸・堕姫&妓夫太郎の戦闘が始まり、強者同士による激しいバトルが繰り広げられていくことに。宇髄の元に竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助の3人も集結し、善逸と伊之助は堕姫、宇髄と炭治郎は妓夫太郎を担当。同時進行で上弦の陸を相手取るのだった。

「第8話は戦闘がメインに描かれ、その映像は映画を彷彿とさせる繊細で美しいものに。見ごたえのある戦闘描写だったため、視聴者から《作画班が命を燃やしている》《戦闘シーンの作画が映画レベル》と大絶賛が起こっています。放送のたびに話題を呼ぶ『遊郭編』ですが、今回の作画は相当ハイレベルで、《作画が凄すぎて制作スタッフの方々が心配》といった声も。さすが国民的アニメの作画、視聴者も心配するほどのクオリティーを見せつけてくれましたね」(アニメライター)

映像は最高! テンポは最低?

しかし〝神映像〟が展開された反面、視聴者はストーリーに不満を覚えたようだ。たしかに映像はキレイだったが、ほとんど戦闘シーンとキャラクターの心理が描かれただけで、肝心の物語は一向に進んでいない。原作に忠実ではあるものの、〝牛歩戦術〟のような展開に、ネット上では、

《今週の鬼滅、そこはかとなくテンポ悪いな…》
《日本アニメ界古来より伝わる秘技間延びの型発動やねぇ~》
《尺の関係か間延びが凄い、テンポ悪すぎる。演出が悪いんだから、せめてテンポは良くしてくれ》
《鬼滅特有のテンポの悪さを、作画で誤魔化してる感あったけど》
《フジになってからの鬼滅テンポ悪い。堕姫戦入っても全体的にスローモーションで爽快感ゼロなんだが》
《鬼滅の刃、謎の回想シーンなどが6割を占めているおかげでいつまで経っても話が進まず、テンポが悪い》
《鬼滅見たけど…テンポ悪すぎる…作画多少落としてもいいからテンポ優先させた方が良いのでは?》

などのブーイングも起こっている。

「フジテレビ系で『週刊少年ジャンプ』の作品がアニメ化されると、牛歩戦術がたびたび起こります。これは『鬼滅の刃』に限らず、アニメ『ONE PIECE』や『ドラゴンボール』シリーズといった作品から受け継がれています。原作に追いついてしまうなど理由はさまざまですが、物語の展開を遅くして延命処置を施し、毎回ファンから批判が。今回の放送にも《鬼滅の刃テンポが悪い。ワンピースか》《まるで末期のドラゴンボールZみたい》《テンポ遅いけどワンピースよりはマシ》など、さまざまなツッコミが続出していました」(同・ライター)

原作に忠実だとテンポが悪いと言われるが、原作をカットしてスピーディーに物語を展開した場合は〝原作改変〟と叩かれることは間違いない。第9話はどのような展開なのだろうか。

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