映画『呪術廻戦』大ヒットは“韓国人監督”のおかげ?「カメラワークが違う」

(C)Luis Molinero / Shutterstock

興行収入100億円超え確実と言われているアニメ映画『劇場版 呪術廻戦 0』。同作のヒットの裏には、監督の存在が大きく関わっているようだ。

同作は『呪術廻戦』の〝0巻〟に当たるコミックス『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とした映画。自身の死を望む高校生・乙骨憂太が主人公で、「呪術高専」への入学や強大な敵との戦いを描いたストーリーとなっている。

本編の主人公である虎杖悠仁ではなく、乙骨がメインとなった物語だが、劇場版は大ヒット。もちろん物語も大きな反響を呼んでいるが、ネット上では何よりも映像が反響を呼んでいる。そんな同作で監督を務めたのが、テレビアニメシリーズも手掛けている韓国出身のアニメーターである朴性厚監督だった。

映画『呪術廻戦』成功の秘訣は監督?

「朴監督は劇場版の制作に関して、インタビューで映像に力を注いだことを明かしています。また『見る人の感情を途切れさせないテンポ感』も重要視しており、テレビとは違った〝リアルな世界観〟を表現したそう。原作が人気の作品とはいえ、彼が監督を務めていなければ、ここまで人気作品になることはなかったかもしれませんね」(芸能ライター)

監督が映像にこだわったおかげで、ネット上では、

《あんなカメラワーク見せられたら、他のアニメ見た時もの足りなさ感じちゃうよな》
《ネタバレなのか分からないけど、呪術はバトルシーンのカメラワークに感動した》
《呪術廻戦の監督って韓国の方で、日本に留学してアニメの仕事するようになったのか。本当に素晴らしい作品にしてくれてありがとうございます》
《呪術廻戦の監督は韓国の方なの。本当にすごいよね》
《呪術は日本のアニメっていうけど、アクションシーンとか韓国出身のアニメーターなんだよね。アニメが日本文化なのはもう終わりなのかも》
《監督が韓国出身だけあって、明らかに動かし方やカメラワークが違う。見てきたものが作品に反映されているのがわかる。日本のアニメーターも、うかうかしてられない》

など、称賛する声が見受けられた。

昨今、エンタメ大国として第一線にいる韓国が、近いうちにアニメーションでもトップに立つのかもしれない。

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