『あらびき団』ゴールデン放送に不安の声「クセスゴのパクリに思われないか…」

東野幸治 

東野幸治 (C)まいじつ 

かつて、深夜放送とは思えないほど人気を博していた伝説のネタ番組『あらびき団』(TBS系)。レギュラー放送終了から、たびたび深夜特番として復活していたが、2月12日に初のゴールデン放送が決定した。しかしゴールデンタイムの放送に、ファンは苦言を呈している。

同番組はライト東野(東野幸治)とレフト藤井(藤井隆)の2人がMCを務め、ハリウッドザコシショウや鳥居みゆきといった個性豊かなパフォーマーたちの〝あら削り〟なネタを紹介していくバラエティー。今回は番組初のゴールデンタイムで、しかも2時間という大規模な放送となる。

そんなゴールデンタイムでの放送決定に、東野は公式サイトで《何かの間違いじゃないですか! 深夜じゃないんですか!?》とコメント。また藤井も《気持ちが追いついていません》《ライト東野さんに振り落とされないように喰らいついていこうと思います》などのコメントを寄せていた。

深夜ならではの良さが激減?

番組のファンであれば、喜ばしいニュースなはずのゴールデン版「あらびき団」。しかしネット上では、不穏な空気が流れているようだ。

その原因の1つ目は、深夜番組がゴールデンに進出するとネタが劣化するため。幅広い年齢層がターゲットのゴールデンタイムは過激なネタなどが制限され、深夜特有の空気感が失われ、面白さが激減する傾向にある。

そして2つ目は、「あらびき団」が人気番組『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)と似た番組だということだ。

「お笑いコンビ『千鳥』が司会を務める『クセスゴ』は、現在放送されているネタ番組の中で1、2を争うほど人気の番組。しかも同番組は今をトキメク人気芸人が〝クセのあるネタ〟を披露するため、無名の芸人ばかりにスポットを当てた『あらびき団』とは華やかさに差が出ています。『クセスゴ』を知っていても、『あらびき団』を知らないという世代も多いため、パクリと言われてしまうかもしれませんね」(芸能ライター)

これらの2つの要素を心配する人が多く、ネット上では、

《あらびき団を知らない視聴者層から、クセすごのパクリに思われないかだな》
《「クセすご」意識してのゴールデンかな? パクリとか言われそう》
《千鳥のクセがスゴいネタGPはあらびき団のパクリ番組なので、ゴールデンタイムで初めて見る人は間違えないようにしてほしい》
《ゴールデン進出は反対かな。あれは深夜でしかできないようなあらびき芸を、「くだらない」と言ってスベリ笑いするような番組だと思うから》
《やっぱ深夜にやって欲しいよ。あのノリは深夜向きだし》

などの反響を呼んでいる。

果たして「あらびき団」のゴールデン進出は、吉と出るか凶と出るか…。

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