山瀬まみのクビが仇に? NHK『ガッテン!』打ち切りに納得の声

(C)Billion Photos / Shutterstock

NHKの人気番組『ガッテン!』が、前身番組から数えて27年の歴史に幕を下ろすこととなった。

発表があったのは1月26日。NHKは2月2日の放送をもって、番組を終了すると正式に発表した。これに対し、高齢者を中心とした同番組の数少ないファンからは悲しみの声が広がっている。

しかし、悲しみの声が広がる一方で、同番組の終了に対する〝驚き〟はあまり見られていない。というのも、番組をつぶさに見ているファンであればあるほど、「終わって当然」だと不満を感じていたようなのだ。

「バブルの名残を引きずった同番組には、元祖バラドルこと山瀬まみが延々と出演していました。しかし、途中で需要がないと思ったのか、番組は2016年3月、『ためしてガッテン』から『ガッテン!』へのリニューアルに際し、放送以来レギュラーを務めてきた山瀬を突然クビにしています。ところが、後にこの判断が裏目に出るのです」(テレビ誌記者)

どうやら、山瀬自体にファンはいないものの、〝山瀬のいる「ガッテン!」〟には需要があったようなのだ。

需要なしだが“キーマン”だった山瀬まみ

「『ガッテン!』の主な視聴者は、なんとなくでNHKを1日中つけているような、ルーティンが染み込んでいる高齢者。ルーティンで生きていることからも分かるように、彼らは〝変化〟を嫌いますから、番組開始から出続けていた山瀬が消えたことで、『こんなのガッテン!じゃない』と喪失感を覚えてしまったのです」(前出・記者)

実際、これが影響してかせずか、リニューアル以降の「ガッテン!」は評判がイマイチ。これは、「ためしてガッテン」が21年続いたのに対し、「ガッテン!」が6年しか持たなかったことからも明らかだろう。ネット上にも、

《ガッテンが放送終了ってまじですか 山瀬まみさんの時は良く見てたけど》
《山瀬まみがやめてから、やらせ解答感がすごすぎて、つまんなくなって見なくなった》
《個人的には山瀬まみさんの降板以降見ること少なくなった》
《山瀬まみを切ったのが終わりの始まりだと思ってる》
《山瀬まみがいなくなって「ためして」が消えてから急激に胡散臭くなった印象です》
《自分がよく見ていた頃は山瀬まみがレギュラーで出てたっけ》
《山瀬まみを降ろした時点でガッテンの存在意義は無くなってた気がするし、よくこんなに続いてたなぁ》

といった声は多い。ほとんどテレビで見なくなった山瀬だが、同番組においては間違いなく重要な人物だったようだ。

期待を裏切られた高齢者は、その恨みから内心「NHKをぶっ壊す!」と思っているかもしれない。

【あわせて読みたい】