BiSHが『Zipper』復刊号の表紙に…「イメージじゃない」と悲しみの声

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個性豊かな〝原宿系女子〟の愛読書として、休刊する2017年まで大人気だったファッション誌『Zipper』。そんな同誌の復刊第1号の〝表紙〟に、かつての読者から落胆の声が続出している。

「Zipper」と言えば、これまでアーティストのCHARAやYUKI、きゃりーぱみゅぱみゅといったキュートかつ個性的な女性が表紙を飾り、明石家さんまの娘であるIMALUなどが専属モデルとして活躍していた。今回は季刊誌として復刊するようで、第1号は3月の発売を予定している。

この記念すべき第1号の表紙を飾るのが、2023年での解散を発表した〝楽器を持たないパンクバンド〟でお馴染みのアイドルグループ『BiSH』。解散を控えた彼女らと共に、新たな「Zipper」が幕を開けるようだ。

「同誌は2017年に休刊しましたが、2019年に特別復刊号が発売されたこともあります。その時に表紙を飾ったのは、原宿系の女性から絶大なる人気を誇っていたアーティストの木村カエラ。雑誌のコンセプトとマッチしており、大きな反響を呼んでいました。今回の『BiSH』は新たな読者層を取り込むための起用かもしれませんが、雑誌の雰囲気はガラリと変わりそうですね」(芸能ライター)

『BiSH』のせいで出だし不調?

どうやら長年にわたって同誌を愛読していた人は、「BiSH」の起用に不満を抱いている模様。やはり彼女たちは雑誌の雰囲気に合わないと考えているのか、ネット上には、

《前のZipperとは別物だと思った方が良さそうだね。だってBiSHのイメージじゃないもん》
《復刊するんだ。でももう自分の知ってるZipperじゃない…》
《Zipper復刊はめでたいけど、BiSHかよ。出版業界の復活だね。でもBiSHかーー》
《こんなはしたないグループを表紙にするとかどうかしてる》
《時代が違うから仕方ないのかもしれないけど、別物の雑誌って感じになっちゃったね》

など、悲しみの声が上がっている。

とはいえ、今まで通りにCHARAやYUKIを起用しても、現代を生きる若者には響かないだろう。もしかすると今後の「Zipper」は、かつてのファン層との決別を図っていくのかもしれない。

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