山田涼介　画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

1月28日に、『ウッチャンナンチャン』内村光良がMCのバラエティー番組『スクール革命！』（日本テレビ系）が、放送13年目にして初のゴールデン進出を果たした。しかし、番組の内容が大きく改変されていたため、ファンから酷評が相次いでいるようだ。

「スクール革命」は、内村が担任を務める学校で、生徒役の芸能人と一緒にさまざまな勉強をしていくという趣旨のバラエティー。毎週テーマに沿ったゲストが登場し、さまざまなトピックを掘り下げていく。関東ローカルで日曜日の昼に放送されているためか、独特のユルさがあって人気を博している。

28日の同番組はゴールデンということで、内村ではなく普段は生徒として出演している『Hey！Say！JUMP』の山田涼介がバラエティー番組のMCに初挑戦。内容はレギュラー放送で好評の「映像」を使ったムービークイズ企画がメインに。リアルな似顔絵が完成していく工程を見ていき、誰を描いているのか当てる「アートクイズ」や、フォトショップで加工した芸能人の顔を逆再生していき、誰かを当てる「画像クイズ」などが出題された。

初のゴールデンも無難すぎてつまらない？

良くいえばキャッチーな企画だったが、悪くいえばどこにでもあるような内容になってしまっていた今回の特番。これに番組のファンからは、

《スクール革命、期待してたけどつまらないな～》
《関東ローカルの方が企画は面白いな。初ゴールデンで企画練り過ぎてつまらなくなってる》
《関東ローカルのゆるい感じの面白さが全く出ていなくて、普通のクイズ番組と同じようでつまらない》
《いつも面白いのに、ゴールデンSPはクイズとか、最悪につまらない》
《夜にスクール革命を観てるの変な感じ。でもねえこの番組はやっぱりあのローカルな雰囲気が好き。普段の方がもっと面白い》
《なんかいまいち…問題は全国放送に合わせるとして回答がつまらないなー。いつものスタイルでゴールデンに来てほしかったわ》
《スクール革命が好きだから言う｡ゴールデンでつまらなくなる典型をOAしている｡やれ番宣案件や大手事務所の売り込み等､テキトーに緩いから支持されているのにさ》

などの辛辣な声が続出。ゴールデン風にアレンジされた「スクール革命」に落胆した人も多いようだ。

「地方放送で好評だったため、ゴールデンへ進出する番組も多いですが、朝日放送テレビで放送されている『相席食堂』も全国放送のゴールデンタイムで大失敗。過去2回放送され、1回目は世帯平均視聴率が6.9％、2回目は5.8％（数字はビデオリサーチ調べ、関東地区）と大爆死しています」（芸能ライター）

ローカル番組や深夜番組がゴールデンに進出するたびに飛び交う批判。変に改変せず、いつも通りの内容を放送すればいいと思うのだが…。やはりスタッフも、気合いが入り過ぎて空回りしてしまうのだろうか。