NEWS加藤シゲアキの脚本力は本物?“演劇界の芥川賞”候補に疑問の声も…

加藤シゲアキ 

加藤シゲアキ 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

「演劇界の芥川賞」といわれる『第66回岸田國士戯曲賞』の最終候補9作品が、1月31日に発表。ジャニーズの人気グループ『NEWS』加藤シゲアキが手掛けた舞台『染、色』の脚本がノミネートされたのだが、ネット上で物議を醸している。

同賞は新人劇作家の奨励と育成を目的に、1955年に『新劇戯曲賞』として設置。新人劇作家の登竜門とされ、「演劇界の芥川賞」ともいわれている。「染、色」は加藤が2015年に発表した短編集『傘をもたない蟻たちは』に収録された「染色」を舞台化したもの。21年には加藤自身が戯曲を執筆し、劇作家デビューしている。

加藤のノミネートに、ファンからは、

《シゲすごい! ノミネートおめでとうございます!》
《主演の正門くんはじめ、演者の方々の熱意が伝わるいい舞台だった。演者の方々にも感謝ですね》
《劇作家デビュー作が最終候補に選ばれるなんて! ジャニーズ事務所所属、劇作家、作家、歌手、俳優、タレントって、シゲしかあり得ないプロフィール!》
《小説も直木賞にノミネートされてたよね。今度は戯曲って、本当に大作家先生になっちゃったなぁ》

など、大きな反響を呼んでいる。

加藤シゲアキの肩書を指摘するアンチ

一方、アンチからは

《作品の評価が本当なんだとしたら、ジャニーズやらずに授賞式で初めて顔出した方がフィーバーしてただろうなぁ…》
《小説読んだけど、どこが面白いのかわからなかった。話題になって演劇業界が盛り上がればいいのかな》
《加藤シゲアキって過大評価されてるよなぁ。確かに才能はあると思うけど、岸田國士戯曲賞のレベルかというと疑問》
《NEWSやめた方がイケメン作家脚本家として持てはやされそう》

など、心ない声が寄せられている。

「加藤は2020年に発表した長編小説『オルタネート』が、『第164回直木賞』にノミネートされて大きな話題になりました。残念ながら受賞とはなりませんでしたが、この時も芸能人への依存が物議を醸しましたね。演劇業界はここ数年、新型コロナウイルスの影響で、ただでさえ少ない観客がさらに減少しています。加藤の作品は確かに演劇界でも評価は高いのですが、話題性も加味されているのは否定できないでしょう」(エンタメ誌ライター)

選考会は2月28日午後5時より、東京神保町・学士会館にて行われる。果たして加藤の作品は受賞なるか。発表を楽しみに待ちたい。

【あわせて読みたい】