『ヒルナンデス!』の“食べ残しダイエット”に批判「この時代に…」

南原清隆 

南原清隆 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

あの『ダウンタウン』とお笑い界を支えた歴戦のお笑い勇者『ウッチャンナンチャン』南原清隆が司会を務める『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)。同番組のダイエット企画が、またも視聴者から猛批判を浴びてしまった。

それは1月31日のこと。番組はこれまで何度も放送している恒例企画である「ダイエット芸人」を放送し、3名の女性ぽっちゃり芸人に新たなダイエットを行わせ、効果を検証していった。

今回参加したのは、ゆめちゃん、さきぽん、くまりえ。の3名。ゆめちゃんは1日1食サバの水煮缶を使った料理を作るお手軽なサバ缶ダイエット、くまりえ。は夕食を味噌汁に変える「MISOスープダイエット」、さきぽんは小さいスプーンで食事をする「小さいスプーンダイエット」、食事前にレモン水でうがいをする「レモン水ダイエット」、空き時間にかかとを上げ下げする「かかと上げ下げダイエット」の3つを行なった。

いずれも手軽なものであるダイエット法に、芸人たちは半信半疑。しかし、解説役の日比野佐和子先生によると、小さいスプーンだと食事に時間がかかり、噛む回数も増えるため、満腹感が得られて次第に量が減るのだという。

その効果はてきめんであり、さきぽんには初日からさっそく変化が。理論通り、満腹感を得られることで食事量が減少。なんと、普段と同じ量にもかかわらず、食べきれずに残してしまうという目に見えた結果が出るのだった。

またまた上がる批判…時代に逆行で物議

しかし、これに視聴者からは批判が相次ぐこととなる。あがった指摘は、フードロス削減が叫ばれる時勢において、〝食事を残す〟のは問題なのではないかという意見。ネット上には、

《この時代に味が濃くて食べられないとか言って飯を残すダイエット企画やるの攻めてるなあ》
《良くない こんなダイエット》
《残したご飯は後で勿論食べたよね?ってなってる お残しは許しまへんで》
《ご飯残すダイエットってどうなんだろう》
《百姓に感謝しろよ》
《ヒルナンデスのダイエット企画嫌いすぎる》

といった声が見られたのだった。

「実はこの企画、何度もやっている割に視聴者の評判はイマイチ。昨年9月の放送でも、『ゆる糖質オフダイエット』『バターコーヒーダイエット』『大豆ミートダイエット』を実践したのですが、短期間に痩せると、その分リバウンドも酷くなるとツッコミが相次ぎました」(テレビ誌記者)

念の為フォローすると、その時に残しただけで、後でレンジで温めておいしく食しているかもしれないが…。

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