豊田真由子氏の「実力」を恐れる自民党

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連日「どこの政党から誰が出馬するのか?」という話題で持ち切りの衆議院総選挙だが、ひっそりと無所属で出馬を表明した御仁がいる。「このハゲー!」で一躍全国区になった豊田真由子氏だ。

豊田氏は10月3日に出馬会見を行い、「議員として市民のために働きたい。(支援者の)励ましの声にお応えする義務がある」と述べた。

選挙区は過去2回当選した埼玉4区で、事務所の窓にはこれまで、《自民党衆議院埼玉県第4選挙区支部長》の文字と看板が掛かっていたが、いずれも3日未明までに《自民党》が取り外されており、無所属での出馬になるのは間違いない。

すでに選挙区内で白いパンツスーツ姿で《本人》と書かれたたすきを掛けて街頭に立ち“おわび行脚”を開始し、ひとりひとりに頭を下げて謝罪しながら支援を呼び掛けている。「このハゲー!」で有名になった影響だろうか、地元に住んでいる人たちと一緒に写真を撮り、どんな思惑がその人たちにあろうが構わず、SNSでアップされることを“よし”としているようだ。当然ながら、そんな中には豊田氏をからかうため近づく者もいる。

しかし豊田氏は、どんな人に対しても秘書へのような態度を取ることもなく、丁寧に対応している。

 

「ドブ板選挙」が得意な豊田氏

「今回の埼玉4区は自民党公認候補のほか、希望の党、共産党が出馬表明をしています。ここに枝野幸男氏が新たに作った立憲民主党からも候補が出れば大混戦になる可能性もあり、もしかしたら豊田氏の当選の可能性が出てくるかもしれません」(政治ライター)

自民党関係者のあいだでは、豊田氏の“ドブ板選挙”の手腕が超人的だと評されている。『週刊文春』の企画『落選させたい政治家』では安倍晋三首相に続いて第2位になったが、徹底的に地元の行事を回り、握手をし、演説を繰り返せば、悪名とはいえ知名度はあるから脅威に感じるというのだ。

しかも、豊田氏自身も「このハゲー!」を揶揄される可能性があると読んでか、駅で演説する際には隣に頭髪の薄い男性を置いて野次を防止させる機転を利かせた姿も見せていた。

もし永田町に戻ってきたら、安倍首相が「ちーがーうーだーろ!」と怒鳴るに違いない。

 

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