さまぁ～ず　画／彩賀ゆう　（C）まいじつ　

お笑い芸人界の〝裏ボス〟が名指しされた。2月4日に更新されたYouTubeの『さまぁ～ずチャンネル』で、『さまぁ～ず』がその人物に言及している。

この日に公開された動画は『【ヒコロヒー】爆売れ2021を振り返ったら涙が溢れそうになった』というタイトルで、文字通りヒコロヒーの2021年の活躍を、「さまぁ～ず」とヒコロヒーがグラフを用いながら振り返っていく。

ヒコロヒーがブレークしたきっかけの話になると、彼女は2年ほど前に出演した『有田ジェネレーション』（TBS系）が大きな分岐点になったと説明。まだテレビに全く出ていなかったヒコロヒーだが、彼女のネタを見た『くりぃむしちゅー』有田哲平がいきなり準レギュラーに抜擢し、その後も番組ではネタを披露する機会が設けられることに。これをきっかけに、徐々にヒコロヒーはテレビに出演するようになったそうだ。

この話に三村マサカズは「有田ってさ、そういうプロデューサー的な目線すごいあるじゃん。それで発掘とかもしてるじゃん。でもなんであいつは審査員とか何にもやらないの？ 裏のそのカッコつけみたいなのなんなの？」と疑問を呟いた。

審査員をやらないのは有田哲平のポリシー？

その後も三村は、表のボスが『ダウンタウン』松本人志ならば、現在の裏ボスは有田だと指摘。その上で「カッコつけないで審査員とかやってバキ打ちとかされれば良いんだよ！」とカメラの向こうの有田に呼び掛けた。

そんな中で大竹一樹は、有田の舎弟である『アンタッチャブル』山崎弘也も審査員的なことをやらないことに言及。「そのイズムでやらない」と推測すると、三村も「そうだね、そういうポリシーがあるんだろうね」と納得していた。

「確かに最近の有田は、『有田ジェネレーション』の他、『有田P おもてなす』（NHK）、『賞金奪い合いネタバトル ソウドリ ～SOUDORI～』（TBS系）など、芸人を発掘するような番組ばかりやっています。また、今も新しい笑いを追求しながら、自身もプレイヤーとして出演する様は、松本と被るところもあります。若手の『海砂利水魚』時代から劇場の中で圧倒的な爆笑をかっさらい、その勢いのままテレビでスターになっていた姿も天才的ですね」（芸能記者）

昨年放送の『お笑いの日2021』（TBS系）で16年ぶりにTBSで「ダウンタウン」と共演した有田。松本と有田のボスコンビでいつか番組をやって欲しいものだ。