羽生結弦　（C）Bukharev Oleg / Shutterstock.com

国民的な人気を誇るフィギュアスケート選手・羽生結弦が、世界を股にかけて活躍する韓国の人気グループ『BTS』のファンであると公言していたことが話題に。この発言を受け、一部の層から落胆と非難の声が殺到しているようだ。

羽生選手の「BTS」好きが知れ渡ったキッカケは、2月8日に公開された『文春オンライン』の記事。羽生選手が「BTS」からインスピレーションを得ていると紹介する内容で、メディアで「BTSにハマっている」と発言していたことなどについても触れられていた。

記事自体は日本と韓国のスケート界について丁寧に掘り下げたものだったのだが、この記事を読んだ人は、本文そっちのけで〝羽生選手がBTS好きを公言している〟ことが引っかかってしまったようだ…。

BTSに触れてはいけない？ その理由は…

羽生選手が「BTS」に触れたことに、ネット上では、

《なんで公言するのか…》
《羽生選手はBTS推しなのか？　ファンではないが、残念な発言だな。気をつけるべき》
《原爆Tシャツからインスピレーションでも受けたのだろうか。それとも、その程度のことも知らなかったのか？　いずれにしろ残念な結果》
《日本を一度離れて韓国で活躍してみては》
《羽生選手、表で言わないほうがいい事って確実にあるよね》

など、いわれもない非難の声が寄せられている。好きなアーティストを明かしただけなのに、なぜか人々の反感を買ってしまったようだ。

「世界的に活躍する『BTS』ですが、日本では何度も反発を招いたことがあります。2017年ごろにメンバーのジミンが、原爆雲と思われる写真を使用したTシャツを着用していたことがキッカケで、一部の過激なネットユーザーから目をつけられることに。次第にそのヘイトは『BTS』だけではなく、彼らを支持している人にも向けられるようになりました。羽生選手と同じく『BTS』好きを公言した芸能人のほとんどが標的になっており、『BTS』がいかに敵視されているかがうかがえますね…」（芸能ライター）

「BTS」好きを公言したことがあると報じられただけで、攻撃の対象になってしまった羽生選手。差別的な発言は決して許されないが、いずれにせよ「BTS」は我が国でもかなりの影響力があるようだ。