西島秀俊は棒演技じゃない!? 映画『ドライブ・マイ・カー』が映画賞を席捲

西島秀俊 

西島秀俊 (C)まいじつ

昨年8月に公開され、一部の映画フリークから注目を集めていた映画『ドライブ・マイ・カー』。同作が『第94回アカデミー賞』作品賞にノミネートされ、大きな話題となっている。しかし一方で主演・西島秀俊の演技が物議を醸しているようだ。

同作は小説家・村上春樹が描いた同名短編作品を、『ハッピーアワー』や『寝ても覚めても』を手掛けた映画監督・濱口竜介が映像化した作品。妻を失って喪失感を抱いていた舞台俳優で演出家の家福悠介(西島)が、寡黙なドライバー・みさき(三浦透子)と出会い過ごしていく中で、目を背けていた〝あること〟に気づかされていく様を描いたヒューマンドラマだ。

2月8日に発表された「第94回アカデミー賞」では、同作が「作品賞」「監督賞」「脚色賞」「国際長編映画賞」の4部門でノミネート。日本作品で初となる快挙を達成し、ネット上では、

《作品賞はマジで凄すぎる!》
《がっつり主要部門にノミネートされててびっくり》
《日本の映画史に残る最高の作品になるかもと思うと、めっちゃドキドキする!》
《死にかけの日本映画界を生き返らせるキッカケになるな》

などの歓声が続出している。

西島秀俊の演技を見られるのは恥ずかしい?

しかし、喜びの反面、見られたくない部分にも注目が集まってしまうと懸念する声も。当時「ドライブ・マイ・カー」の西島を〝棒演技〟だと酷評していた人も多く、そんな人々は西島の演技が世界中に知られることを〝恥ずかしい〟と考えているようだ。

《海外の人から見ると、西島秀俊くらいの演技が自然に見えるのか…》
《いやー、日本って俳優の質低いとか思われちゃうのかな?》
《言葉分からないから、下手か上手いか分からないよ》
《カンヌとか受賞する映画は、あんまり声を張らない的な演技の方が多いしね》
《逆に棒演技が評価されたんだということにしておこう。恥じることはない》
《『真犯人フラグ』の演技、下手だよね。好きなだけに見てられない。あんな感じの棒演技が求められてるのかな》

など、さまざまな意見が上がっている。

「西島は兼ねてより『演技が下手』と言われてきました。基本的にセリフは棒読みで、声質も相まって一層〝抑揚〟のないイメージが付いてしまうのでしょう。また現在放送中の『真犯人フラグ 真相編』(日本テレビ系)でも主演を務めていますが、シリアスなシーンと西島の演技がマッチせずに《相変わらずいい棒読み》と言われる始末。とはいえ棒読み演技でも『アカデミー賞』にノミネートされるのですから、世の中何が評価されるか分かりませんね」(芸能ライター)

西島を話題にしたい気持ちは分かるが、そもそも「主演男優賞」にはノミネートされていない。褒められるべきは、「監督賞」にノミネートされた濱口監督の方だろう。

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