『真犯人フラグ』はギャグドラマ? 謎の戦闘シーンに「マトリックスかよ」

生駒里奈 

生駒里奈 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

俳優の西島秀俊が主演を務める、日曜ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)の第16話が2月13日に放送。ミステリー要素をぶち壊すギャグシーンの多さに、視聴者が沸いている。

同ドラマは2019年放送のドラマ『あなたの番です』(同系)の原案を手掛けた秋元康氏が企画・原案を務め、同じスタッフが制作するオリジナルミステリー。妻子失踪がきっかけで、日本中から疑惑の目を向けられた主人公・相良凌介(西島)が真犯人捜しに奮闘する。

第16話では、凌介の家のポストに妻の不倫を告発するビラを入れた犯人が、二宮瑞穂(芳根京子)だと発覚。一方で刑事たちは、失踪した橘一星(佐野勇斗)が所属する会社の社員から、本木陽香(生駒里奈)が一星のストーカーだったという情報を手に入れる。

そして、凌介と同じ団地に住む菱田朋子(桜井ユキ)と山田元哉(柿澤勇人)は、奇行を繰り返す小幡由美(香里奈)から危険な計画を依頼されるのだった。

常人には理解できない奇行が満載

失踪事件の犯人に繋がる重大な証言が得られるなど、一気に考察が進んだかと思われた16話。しかし、そんなシリアスな展開とは裏腹に、ドラマの端々でギャグ展開が繰り広げられていく。

例えばレストランで食事をするシーンでは、菱田に好意を寄せる山田が突然アイスクリームの器に顔を突っ込むシーンが。別のシーンでは、凌介の会社の社員がデートをする様子が映し出され、謎の〝パフェ早食い合戦〟が行われるなど、緊迫した雰囲気をブチ壊しにする映像も放送された。そのため、視聴者からは

《コーチの犬食い気持ち悪い》
《どんな食い方よw こんなやつ無理だわw》
《サッカーのコーチいろいろとヤバいなw》
《いちいち演出がキモいアイスに顔つっこまないでしょ》
《社員のパフェのシーンいらんわ》
《緊張した後のサブカップルいらんやろwww》

などといったツッコミが殺到。それに加え、葬儀屋に押しかけるシーンでは、映画『マトリックス』を想起させる戦闘シーンが炸裂。そのインパクトが強すぎたためか、

《突然のマトリックスw 何をみせられてんだろwww》
《人様の葬儀してるところで暴れるな》
《マトリックスかよw てか隣でドンパチしてるのに平然と焼香する参列者w》
《こんなアクションいらないから話進めよ》

などといった声も上がっていた。

なお、12話でも病院内で壮絶なバトルシーンが繰り広げられていた同ドラマ。回が進むごとにギャグ要素が増え、ある意味視聴者を楽しませているようだ。

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