『有吉ゼミ』ズルが多発? モラル違反にモヤモヤ…「調子に乗りすぎだろ」

スギちゃん 

スギちゃん (C)まいじつ 

何かと不正が話題になる人気番組『有吉ゼミ』(日本テレビ系)。2月14日放送回でも視聴者から〝ズル〟を指摘されてしまった。

この日はお笑い芸人・スギちゃんが出演。妻の香織さんがかなりの倹約家で、番組ではポイントを貯めるポイ活や食品の詰め放題に密着するなどしており、家族で度々登場している。

今回は新たな詰め放題に挑むこととなり、神奈川県は川崎のパン屋を訪れた。

ここで行なったのは、500円でパン詰め放題のチャレンジ。袋に入れるだけ入れた後、こぼさずに袋を持つことができれば持ち帰れるというルールだ。まずは他の買い物客の詰め方を見て研究すると、いざ香織さんが挑戦。詰め放題上級者である香織さんは慣れた手付きで袋に詰めていき、個包装の余白部分を折り畳んでスペースを節約するなどテクニックを披露する。

さすがに袋がパンパンになると、香織さんは「お父さん(スギちゃん)に持ってもらって、いけるところまでいってみよう」と上に積んで個数を増やす作戦に出る。すると、スギちゃんは持ち手に通した手を縦に立て、まるで柵のようにこぼれ落ちるのをガードし始めるのだった。

反則な気もするこの技に、香織さんが「これ柵にするのってアリですか?」と尋ねたところ、店側からは「OKです」とお墨付きが。これに味を占めたのか、香織さんはスギちゃんの胸板へ寄り掛からせるようにパンを置き、雪崩が起きるのを塞き止めるがごとく積み上げていく。

体で落ちるのを防ぐ様が「反則では」と物議

これにより、パンはスギちゃんの顔にもたれかかるほどの山となり、店の最高記録・45個を大幅に更新する64個を達成。一個60円のパンを7.8円相当で購入することに成功したが、視聴者からは

《袋から出てるパンを体で支えてもOKっておかしくない?》
《あのパンの詰め放題はアウトやろ カラダ使ってるやん》
《これは無いわ。詰めてないじゃん。両手で持てたらという話なのに日本語通じてるのか? これ許したら他に真似する人増えてこれからこの店詰め放題やらなくなるぞ。テレビとはいえ調子に乗りすぎだろ。気持ち悪いわ》
《これ、OKしたら皆やるよね》
《スギちゃん夫婦の詰め放題…あれってズルしてない? スギちゃんの胸でパンが落ちるの支えてるし。テレビが入ってなきゃお店側だって許してないと思うけどな》
《詰め放題のパン屋さん、これを機にルールが変わりそうだな》

など、その手段に批判が集まってしまった。

何ともワイルドな詰め方を披露したスギちゃん夫妻だが、視聴者はもう少しマイルドな手法を求めたようだ。『有吉ゼミ』ではこのようにグレーゾーンの行為が行われることが多い。

例えば同番組の大食い企画でお馴染みのギャル曽根は、〝味変〟と称して大食い中に別メニューを追加していることが多い。量が増えているから問題ないようにも思えるが、ネット上では

《独自ルールを挟むのやめればいいのに!》
《追加するから食べれるんやろ笑 追加せんかったらギャル曽根無理ってことやん》
《ギャル曽根、追加するの許せない》

といったクレームも。何度もこのようなクレームが相次いだ後、ついに番組もこれを気にしてか、2020年4月放送回で大食い中に〝白ご飯〟を追加した際、店側の公式ルールとしっかり説明されるようになった。

今回も一応しっかりと店側の了解を得ていたが、実際にマネをする人が増えても問題はないのだろうか。店側が困らなければ良いが…。

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