『東リベ』最新26巻が大不評!「引き延ばし」「ドラゴンボール化してきた」

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〝東リベ〟の愛称で親しまれている大人気ヤンキー漫画『東京卍リベンジャーズ』。2月17日には待望のコミックス26巻が発売されたのだが、その内容にファンから酷評が殺到しているようだ。

同作は死の運命にある中学時代の恋人・橘日向(ヒナ)を救うべく、フリーターの花垣武道(タケミチ)がタイムリープを繰り返す姿を描いた物語。26巻では、対立するヤンキーチーム・梵(ブラフマン)と六破羅単代(ろくはらたんだい)の前に、関東卍會の総長・佐野万次郎(マイキー)が現れ、三つ巴の最終戦争が描かれていった。

「『東リベ』はテレビアニメ、実写映画、舞台など、幅広くコンテンツが展開されている作品。社会現象を巻き起こすほどの人気を博しており、そのため最新巻が出るたびに大きな注目を集めています。今回の26巻も発売前からファンの期待の声で溢れかえっていましたね」(サブカルライター)

人気作品お馴染みの“引き延ばし”か?

待望の最新刊だったものの、読者の間では不評が続出している模様。その理由はほとんどストーリーが進まず、戦闘シーンが大半を占めており、またコマ割りも大きく設定されていたためだ。ネット上にも、

《ここ何巻か話が進まず、無駄に話を引っ張っているだけです。タイムリープの話だったら延ばし放題なので、いい加減読み手にとってストレス》
《ぶっちゃけ全然面白くなかったです。戦闘ばかりでこれじゃただのヤンキー漫画》
《24巻あたりから違和感があります。今回もよくわからん…》
《展開も意味不明で、相変わらずぶっ飛んでる》
《今回は喧嘩がメインで、大人数の喧嘩や見せ場のある絵など、かっこよさはありますが、話は大きく動きませんね。面白いけどちょっと薄味でした》
《段々とドラゴンボール化してきた。その内、マイキーは元気玉とか使いそう》
《引き延ばしで話が進まない。どうせ最後は大団円になるだろうから、死んだ人も生き返る展開と予想。巻を追うごとにマイキーを助ける必要性を感じなくなってくるというのが素直な気持ち》

などの酷評が続出している。

「全盛期の勢いがほとんどなくなってしまった同作。ここ最近はタイムリープ作品なのをいいことに、後出し設定を連発しています。以前からキャラの芯のなさなどに対する批判も多かったため、それも相まって『迷走している』『引き延ばし』と憤慨するファンもチラホラ。とはいえ、同作は『週刊少年マガジン』の大黒柱なので、編集部も終わらせまいと必死にあらがっているのではないでしょうか」(同ライター)

次に発売される27巻は、少しでも物語に変化があればいいのだが…。

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