今なにかと注目を集めている大人気2人組音楽ユニット『YOASOBI』が、2月16日に新曲『ミスター』を配信限定シングルとしてリリース。しかし、新曲のジャケットに対して、ネット上で〝トレス疑惑〟が浮上して物議を醸している。
「ミスター」は、直木賞作家・島本理生の書き下ろした小説を原作としており、アンドロイドの恋心を描いた甘く切ないシティーポップ調の楽曲に仕上がっている。ジャケットは楽曲のテーマに沿い、機械の基板を用いたデザインに。基板の一部がハート型になっており、曲にマッチした遊び心も加えられていた。
「ミスター」ジャケットデザインを手掛けてくださったのはきくちともこさん(@KIKU_1990 )💐
機械仕掛けのハートの意味は、島本理生さんの原作小説「私だけの所有者」を読んだ方ならバッチリですよね🤖
今朝の1曲目もぜひ「ミスター」から!https://t.co/YjQRK3ljST#ミスターYOASOBI pic.twitter.com/y2hiKiKfKC— YOASOBI (@YOASOBI_staff) February 17, 2022
「そんな新曲のジャケットに対して、ツイッター上で〝とある指摘〟が。使用されている基板のデザインが、ソニー社のテレビ『BRAVIA』のものだというのです。証拠の写真も投稿され、たしかにジャケットのデザインと酷似していました。世の中にはデザインを見ただけで、どの基板かを特定できる超人がいるようですね…。ネット上からは驚きと爆笑が続出しています」(芸能ライター)
『YOASOBI』に再びパクリ疑惑?
SNSの投稿によって明らかとなった「YOASOBI」ジャケットの元ネタ。瞬く間にウワサは広まったが、ネット上からは、
《基板からもトレスしてたのか》
《これも例のパクリイラストレーターがトレスしたのかな》
《これもトレパクなのかぁ…。YOASOBIに絡むデザイナーやらイラストレーターやばいよねぇ…》
《基板パターンに著作権性はないような気はするけど、何から何までトレスしてるのは最早あっぱれ》
《権利云々はどうでもいいけど、画像加工した部分のアートワークが合理性に欠いていて、オリジナルへのリスペクトが足りないなと思いました》
などの声が上がっている。しかし、今回の元ネタが基板であることから、
《トレパク疑惑関連かと思ったけど、全く違うデザイナーだしYOASOBI自体ソニー所属だからBRAVIAの基盤使ってるのも全く問題ないのか》
《基板に著作権はあるのか? 許可を取ってる可能性もあると思うが》
《YOASOBIはソニーのアーティストだし、基板もソニー製品なのでこれはむしろ気づいてくれる人がいて嬉しい案件でしょ》
《YOASOBIの新曲基板トレースとか言われてるの草生える》
《YOASOBIってワードみるとまた古塔つみのトレパク話題か!?ってなるけど、今回はSONYだからこそ出来た(?)基盤トレースだった》
といった声も見られた。
「『YOASOBI』といえば、代表曲『夜に駆ける』のキービジュアルを担当したイラストレーター・古塔つみ氏が、トレス疑惑で炎上したばかりでした。古塔氏は自身のツイッターでトレス疑惑を否定していましたが、さまざまなソースがネット上で広まっているため、火に油を注ぐ結果に。『YOASOBI』はデザイン関連でとばっちりを受けてばかりで少し不憫ですね。ちなみに元画像はAdobeの商用利用可能な画像だともいわれています」(同ライター)
アートワークやジャケットが話題になる「YOASOBI」。楽曲にも注目が集まってほしいものだ…。