『全裸監督』は世界レベル!? 山田孝之の持論に呆れ声「わかってない」

山田孝之 

山田孝之 (C)まいじつ

2月19日放送の特番『まつもtoなかい ~マッチングな夜~』(フジテレビ系)に、日本を代表する実力派俳優の山田孝之が出演。日本のエンタメ業界の立場について持論を展開したが、ネット上でブーイングが続出しているようだ。

この番組は『ダウンタウン』松本人志と中居正広が「会わせてみたい2人」をマッチングさせて、対談の様子を観察していくトークドキュメンタリー。今回は山田と俳優・菅田将暉をゲストに迎え、二人は俳優ならではのトークに華を咲かせていく。

そこで松本から「なぜ今、韓国ドラマとか映画に日本は押されちゃってるんですかね?」という質問が。すると山田は「でも、日本のスタッフとキャストも、仕事が著しく韓国に比べてレベルが低いとは思わないですね」と反論した。さらに「僕『全裸監督』っていうのを『Netflix』で世界配信でやったのは、一番大きな理由がそこで」と自身のヒット作を話題に出す。

そして「あの作品をやるっていうことよりも、日本の今のスタッフ、キャストで日本が題材のものを世界に出したらどういうリアクションなんだろうって…」「あまりにもひどかったら、見てもらえないじゃないですか? でも、結構見てもらえてるってことが分かったので、芝居とか撮影とか編集とか、そういうことではないのかなということは、僕なりには思ったんですけど」と語っていった。

やはり日本はエンタメ後進国?

山田の言い分に対し、ネット上では、

《全裸監督で手応え感じちゃったんだ…もう世界に打って出なくていいよ》
《わかってないな。この時代に「全裸監督」を作って世に出しちゃうような感覚のままだから、世界に置いていかれてるんだよ》
《キャストが悪いとは全く思わないけれど、全裸監督を引き合いに出すと負けてるというか遅れてるとは思う。あの作品がヒットしたの国内だけだし》
《山田孝之が、全裸監督を全世界に誇れる日本の作品だと思ってるの吐き気がした》
《全裸監督を引き合いに出して、俺ら世界に向けて新しいものを打ち出したぜってドヤってるのが鼻白む》
《世界に向けて本気でなにか作ろう!ってときに〝新しい〟つもりで全裸監督を選んでしまうような古くさい感覚の方がよほど深刻》

などの酷評が続出している。

「『全裸監督』はアジアの地域で若干の人気を博したものの、世界規模で見れば韓国のドラマ『イカゲーム』や映画『パラサイト』などには到底及びません。そもそもアダルトビデオを題材にした作品ですから、受け入れられないという人が多数派です。変わったことをして注目を集めるのと、本当に作品が受けてヒットするのは全くの別物。もう少し客観的に自身の作品を評価してほしいものですね」(芸能ライター)

映画『ドライブ・マイ・カー』が健闘しているものの、もはやオワコンと化した日本のエンタメ業界。山田は今後も世界に向けて道を切り開いていけるのだろうか。

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