『ミステリと言う勿れ』再放送・引き延ばしの展開に怒り「なんでなの?」

菅田将暉 

菅田将暉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

俳優・菅田将暉が主演を務める月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の第7話が、2月21日に放送された。再放送かと見間違えるような構成に、視聴者から「見たところ見させられてる」と不満の声があがっている。

原作は、累計発行部数1300万部を突破する同名大人気コミック。天然パーマにコンプレックスを持つ主人公・久能整(菅田)は、友だちも彼女もひとりもいない、カレーをこよなく愛する大学生。社会で「当たり前のこと」として流されていることに疑問を抱いて考え抜く性格で、膨大な知識と独自の価値観による持論をあざやかに展開していく。

前週の第6話では、整が連続放火犯の下戸陸太(岡山天音)に倉庫に閉じ込められそうになって物語は終わった。しかし第7話では、倉庫のくだりより数日前のシーンからスタート。前週放送された整のシーンを流しながら、裏で警察がどのように動いているのかが明かされていった。

前半をひたすら再放送で時間稼ぎ…

しかし、前週と被るシーンはかなり多く、放送開始から7、8分経過してようやく前週のラストシーンにつながるというテンポの悪さ。これに視聴者からは

《私だいぶ見たところ見させられてる気がするんだが、先週と同じ話してるよね? 気のせい?》
《何で先週見たとこやってるの?》
《リプレイ多すぎ。先週見たところまでで、7分経ちました…》
《ミステリと言う勿れ、最初の10分ほぼ先週の最後の再編集だったのは何故?》
《ミステリなんで先週とかぶってる内容で10分くらいかかるの? 再放送かよ》
《前半ほぼ前回の再放送というミステリという勿れ》
《前回の振り返り長すぎで再放送なのかと思った… ミステリと言う勿れ》

といった不満の声があがった。

ミステリー作品などでは、〝実は裏でこんなことをしてましたよ~〟とシーンをさかのぼることはよくあるが、今回は別にそんな効果的な使い方をしていたわけではない。原作のストックが十分な作品にもかかわらず、こんなに引き延ばしのような演出をしたのはなぜなのか…。

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