『鬼滅の刃』炭治郎は人権なし? たぬかな騒動で剥奪されるアニメキャラの人権

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生配信中に「170センチ以下の男性には人権がない」という趣旨の発言で、所属チームとの契約を打ち切られてしまった元プロゲーマーのたぬかな氏。事態は本人やゲーム業界だけではなく、思わぬ方向にも波及しているようだ。

たぬかな氏の騒動がきっかけで注目を集めたのは、アニメキャラクターの身長。意外と170センチを超えていない男性キャラクターは多く、人気アニメ『鬼滅の刃』(フジテレビ系)の主人公・炭治郎の身長は165センチ。15歳という年齢を踏まえると仕方のないことかもしれないが、たぬかな氏の持論に当てはめると、人権が取り上げられてしまう身長である。

170センチ以下の炭治郎に対して、ネット上では、

《チビの呼吸「人権の刃」》
《成長期かつ大正時代だし》
《年齢から考えたら現代でも有望株じゃん》
《165cmはちっちゃいね。ダメですね。170ないと、正直人権ないんで》

などさまざまなコメントが見受けられる。時代背景などを考えると高身長な部類だと思われるが、たぬかな氏の持論に共感した人にとっては、炭治郎も低身長な男性としてカテゴライズされてしまうようだ。

炭治郎以外にも意外と低身長なキャラが…

成長期の炭治郎よりもツッコむべきなのは、170センチに満たない成人済み男性キャラだろう。例えば、国民的作品『ドラゴンボール』に登場するベジータの身長は164センチ。他にも一大ブームを巻き起こした『進撃の巨人』のリヴァイ兵長の身長にいたっては160センチと、挙げたキャラクターの中でもかなり低めだ。

この事実に対しても炭治郎と同様に、

《ベジータの身長なら勝てそうではある》
《やっぱ身長盛りたくてあのヘアスタイルにしたんかな》
《リヴァイ170ないから人権ない》
《リヴァイ兵長とベジータには人権がないのか…?》

といった意見が寄せられている。

人間やキャラの魅力は、身長では測れないことは間違いなさそうだ。

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