BTS　（C）Silvia Elizabeth Pangaro / Shutterstock

世界で活躍する韓国出身の7人組ダンスボーカルグループ『BTS』。そんな彼らを無許可で使用した〝神社〟に、ファンの通称・ARMYが怒り心頭だという。

問題の神社は静岡県下田市、犬と泊まれる宿の敷地内の洞窟にある。「BTS神社」という名前で、「BTS」の楽曲やメンバーの写真が使用されていたようだ。

敷地内には「BTS」の大きなロゴが設置されたフォトスポットのようなものも。それだけでは飽き足らず、神社の拝観料はお守り付きで2000円、予約制の特別ご祈祷は5000円とお金も取っている。

この神社は瞬く間にARMYに知れ渡り、ネット上では画像の無断使用などが問題視されることに。すると「BTS神社」の公式サイトには、《この度、世間をお騒がせ致しました事を深くお詫び申し上げます。今後、写真の無断使用など細心の注意を致します》《代表の私がBTSグループの個人的ファンという事と事業との境界線が相交わった事も認め反省しております。関係者並びにファンの方々に重ねてお詫び申し上げます》などの釈明文が掲載された。

ARMYが怒りのお気持ち表明！

そして「BTS神社」の問題はネットを飛び越え、テレビに取り上げられるほどにまで発展。2月23日放送の『バイキングMORE』（フジテレビ系）でも話題に上がっていた。そのため、神社が謝罪しているにもかかわらず炎上が激化し、ネット上では、

《日本の恥、静岡の恥…。BTSの皆様、ファンの皆様、代わりにお詫び申し上げます》
《静岡のBTS神社、やってたことが同じ日本人として恥ずかしいやつだ》
《権利侵害でカネ取られちゃえばいいよ、みっともないし許せない。当然SNSで広まるだろ、そんなことくらい分かるだろ》
《日本の恥だし、そもそも祭ってる神に失礼》
《BTS神社のせいで日本の民度の低さがって言われてるし、ほんとに最悪、やめて欲しい。バンタン使ってお金稼いだり日本、静岡の恥》
《BTS神社のやってることは意味不明だし、論外なのは言うまでもない》

など、憤慨する人が続出している。

「『BTS神社』の名前は、宿の頭文字を取って付けたとも考えられます。それだけならよかったのですが、あまりに便乗商法が過ぎましたね。代表者の個人的趣味といった釈明がありましたが、お金を取ることで一線を越えてしまった印象です。ただ神社側が反省と謝罪をしているにもかかわらず、炎上が続いている状況はあまりよくないようにも思えます」（芸能ライター）

ネットが発達した現在、便乗商法はすぐに発見・拡散され、嫌われる傾向にある。ARMYの怒りは当然かもしれないが、ファンの暴走もアーティストに迷惑がかかることも知ってほしいものだ…。