弘兼憲史氏の人気漫画『島耕作』シリーズの最新作『相談役 島耕作』が、2月24日発売の連載誌『モーニング』13号で最終回を迎え、話題になっている。
島耕作シリーズは1983年に『課長島耕作』としてスタート。以降、部長、取締役、常務、専務、社長、会長と順調に出世し、2019年からは、相談役に就任していた。
また、昨年2月には島耕作が新型コロナウイルスに罹患し、宿泊施設で療養生活を送る展開が話題になった。
最終回では主人公の島耕作が相談役として勤務する『テコット』を去ることになり、同号の表紙には、〝島耕作、勇退。島の次なる人生の選択とは?〟と何やら意味深な文字が躍っている。
何パターンも作れる『島耕作』シリーズ
島の今後の動向については明らかにされていないが、同号では「次回は『○○ 島耕作』? 3月24日発売の17号を乞うご期待!!」と、今後も作品が続くことが発表されていた。これに対し、ネット上では
《夏の参議院選挙に出馬しそうだな。弘兼憲史も政界に興味ありそうだし》
《相談役を勇退か。次はユーチューバーだろうねw 業界の裏話とか投稿したらチャンネル登録者数が増えそうだ》
《独立して起業するとか。でも年齢を考えたら厳しいよね。あとは町内会長か》
《ここまで来たら、無職島耕作、長寿島耕作、霊界島耕作、生まれ変わって、赤ちゃん島耕作とやって欲しい》
《「老後島耕作」で年金やら医療保険、介護等々で役所でバトって欲しいw》
など、〝大喜利〟状態になっている。
「今では弘兼氏のライフワークとも言える島耕作シリーズですが、同シリーズは岸田文雄首相も愛読しているといい、島耕作が今年夏の参議院選挙に出馬するというパターンも大いに有り得るでしょうね。大企業で次々と辣腕を振るってきた島ですから、政界に旋風を巻き起こす姿を見てみたいという読者も多いのではないでしょうか」(雑誌編集者)
今後の動向がどうなるのか、3月24日発売号が楽しみだ。