満島ひかり　（C）まいじつ　

俳優の満島ひかりが、4月からスタートする木村拓哉主演のドラマ『未来への10カウント』（テレビ朝日系）でヒロイン役を務めることが分かり、ネット上で賛否の声が上がっている。

同ドラマは、生きる希望をなくした男・桐沢祥吾（木村）が、意図せず高校ボクシング部のコーチになったことで、徐々に熱を取り戻していく青春スポーツ・エンターテインメントだ。

満島が演じる折原葵は高校で古文を教えている、8歳の息子を持つシングルマザー。半ば強制的にボクシング部の顧問になるも、真面目でまっすぐな性格ゆえ、未開拓だったボクシングに対しても興味を持っていく。桐沢とは度々ぶつかるが、次第に心惹かれていくようだ。

木村と満島のドラマ共演は2010年放送のドラマ『月の恋人～Moon Lovers～』（フジテレビ系）以来12年ぶり、2度目となる。久々の共演に、ファンからは

《木村拓哉さんと満島ひかりさんの共演は、すごく楽しみです！ 最近の携帯会社のCMも、面白く見させて貰っています》
《満島ひかりの出演するドラマは必ず観ています！ 木村さんとの恋仲はどうなるんでしょうか》
《ひかりちゃんが受けたってことは私の当初の予想と違ってそれなりに脚本が良かったのかなと思われる。どんな展開になるのか、期待して見たい》
《満島ひかりさん透明感が有って素敵な女優さん木村拓哉さんとの共演楽しみです》

などといった期待の声が寄せられている。

キムタク“演技力”で挽回なるか？

しかし一方、多くのドラマファンからは

《お決まりの二枚目プラスヒロイン、キムタクドラマの定番、医者、パイロット、検事、ロボット、他全て同じような設定。恐らく主演ドラマを一本に繋げて途中で転職したとの設定にすれば違和感無く繋がって見れると思う程いつも同じ設定、ま、それがキムタクドラマなんだけど面白味、新鮮味は無い》
《木村拓哉ってCMでもなんだか目立ちたがりだよね。俳優に限らず若い人に譲る、自分はサポートに回る事してほしい》
《もうキムタクに主演とかあんまり求めてないよ。むしろ助演でも味のある俳優みたいになったらいいのに、柴田恭兵とかみたいに》
《満島さんは見たいけど、キムタクのドラマか…。そうじゃないんだよなぁ。ってのが正直な感想》
《もう観たくらいの気分。キムタクの、鼻啜って一瞬横向いてから話す癖のある演技も、なんか想像出来るわ》

などといった厳しい声も寄せられている。

「木村は藤原竜也と同様に、どのドラマでも先読みできてしまうお決まりの演技で有名ですね。今回、満島と木村の演技力の差を懸念する声も上がっていますが、ドラマ設定にも疑問の声が相次いでいます。あらすじを見る限り、36歳と49歳の年の差恋愛ドラマを観たいと思う人はあまりいないでしょう。もっとも、木村を主演に抜擢すればスポンサーの付きやすさや、視聴率は取れるかもしれませんが、演技力や中身の面白さには正直期待できません」（テレビ誌ライター）

コケ方次第では、満島のイメージがダウンする恐れもある。薄っぺらい恋愛ドラマとならないことを祈るばかりだ…。