カズレーザーの“自衛隊特集”に賛否「だいぶ不謹慎」「今こそ知るべき」

カズレーザー 

カズレーザー (C)まいじつ 

2月25日の『沸騰ワード10』(日本テレビ系)では、人気企画である自衛隊への密着を特集。しかし、ロシアとウクライナの争いが問題視される中での放送となったため、視聴者から「不謹慎」などの批判を食らっているようだ。

同日の番組では、自衛隊の魅力に取りつかれた『メイプル超合金』カズレーザーが、現役主力戦闘機「F-15」の裏側に潜入。沖縄県にある航空自衛隊「那覇基地」を舞台に、戦闘機だけでなく、機関砲「VADS」などを紹介していった。

また機関砲に実際に乗り込み、カズレーザーが機械の高性能スペックを体験する一幕も。そのほか弾薬や演習も間近に見ることができ、自衛隊の裏側にカズレーザーやスタジオの出演者たちも大興奮だった。

「2月24日にロシアがウクライナに対する軍事侵攻に踏み切ったことで、世界中に激震が走っています。もちろん連日のニュースでは関連する話題も取り上げられ、日本のメディアも慎重に報道を行っていました。そんな中で自衛隊といった軍などが絡む特集とは、もともと放送を予定していたのかもしれませんが、バッドタイミングだったと言えるでしょう」(芸能ライター)

日本人の平和ボケが浮き彫りに?

このタイミングで自衛隊特集を放送した同番組に、視聴者から怒りの声が。ロシアとウクライナの紛争は対岸の火事ではないと考える人も多く、ネット上では、

《今日の自衛隊潜入は複雑でした》
《自衛隊の戦力を紹介する番組を放映中。ウクライナ侵略の時に不謹慎ではないのか?》
《テレビで自衛隊の特集をわざわざやってるけど、内容を変えようと思わないの? おかしいよね?》
《自衛隊の特集やってるけど、だいぶ不謹慎だよね》
《この番組はいつも自衛隊特集やってたけど、まじで今じゃないよなと思って見なかった》
《このタイミングで自衛隊のコーナー。なんとも言えない。ロシア、ウクライナではその道具を使ってドンパチしているのに…》

などの批判で溢れかえっている。一方で今回の特集を肯定する人も多く、

《このタイミングだからこそ、自衛隊を知るべきだと思うよ》
《カズレーザーの自衛隊特集。不謹慎どころか、こうやって国を守ってくれている人達がいることに感謝しかない》
《ウクライナで戦争しているときに軍事のことをするのは不謹慎なんだって。自分は不謹慎じゃないと思うし、日本は自衛隊がいるから大丈夫というアピールになると思うんだけど》
《沸騰ワードの自衛隊特集いつもは楽しく見てるけど、今はウクライナではこういう兵器が実戦として使われてるんだな…と思って心苦しくなってしまうな。知った方が良いと思うし不謹慎とは思わないんだけど》

など、称賛する声も少なくなかった。

そもそもお茶の間で呑気にテレビを眺めているのに、「不謹慎」と叫ぶのはどのような心境なのだろうか。特に何もしていない人ほど、声を大にするというのはあながち間違っていないのかもしれない。

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